迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ものを見るための距離。

2018-09-16 19:22:20 | 浮世見聞記
千葉県船橋市のららぽーとで行はれた倉木麻衣のイベントに出かける。


10月10日に発売さるるアルバムの購入予約をして“イベント参加券”を貰ひ、ミニライヴ後に倉木麻衣本人から“組紐リボン”を手首につけてもらって、最後にハイタッチ──

半月前、横浜市内のららぽーとでその様子を眺めてゐて、「アレは実際に参加してみたらどんな感じなのだらう……?」と思ひ、実行に移したわけである。


初めのミニライヴで「渡月橋~君想ふ~」をやうやく生で聴けただけですでに満腹だったが──それを楽しみに出かけた昨秋の羽田空港でのイベントの時は、小学生(ジャリ)の合唱に邪魔されて消化不良を起こしたゆゑ──、せっかく房州まで出張ったのだからと、行列に三十分並んで、目的を果たす。


本人みずから付けてくれた“組紐リボン”は、要は柄付きのゴム紐、



そして、工場のライン作業並みの流れで指先に微かに“触れた”くらゐのタッチで見た本人の目許に、にこやかに歌ってゐる姿を後ろのはうで眺めてゐるくらゐが私にはちゃうど良いことを、おもふ。


アルバム予約特典として貰ったブロマイドは目を伏せた表情のもので、



ちょっと残念に、おもふ。


私はこの歌手の、目が好きなのじゃが……。
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