今年五月に新設された「電力需給ひっ(逼)迫注意報」がさっそく發令云々。
とくに、太陽光發電が効かなくなる15時~18時台は、電氣のムダな使用は控えませう云々。
東日本大震災後の「計画停電」を思ひ出させる事態。
あれ以来、電力對策は基本的に何も改善されてゐなかったのか、と思ふ。
やったことと云へば、電氣が止まって電波が飛ばなければ結局なんの役にも立たない“防災アプリ”の中身を充實させたことくらゐか。
あの時鐵道各社は、急行や快速の運転を中止もしくは減便し、昼間は車内灯を消して冷房も停め、窓を全開にして走行してゐたものだ。
この調子だと、今夏にはまたアレが復活するかもしれない。
なんであれ、日頃唱える「省エネ」も、結局はクチだけだったわけだ。