迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

悪天候の目を掠めよ。

2018-07-07 23:57:30 | 浮世見聞記
異常豪雨の尾を引いたやうな、すっきりしなゐ天気の一日。


中部や関西、中国の豪雨被害に、もはや「災害」といふ枠を超えてしまった恐怖を覚え、今宵は七夕であったことすら忘れる。


駅に貼られた盛夏の観光を誘(いざな)ふポスターすら、空虚なものに映ってしまふ。


が。


私は今夏の計画を取りやめぬ。


私は、生きる。


身の安全を第一に、

しかし自然の意志には逆らはず、

そろりそろりと参らう。
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