『JR東日本は同日、原因が判明するまで、東北、秋田、山形各新幹線の連結運転を取りやめることを明らかにした。これに伴い、すでに購入済みの秋田新幹線「こまち」と山形新幹線「つばさ」などのチケットは払い戻しが必要になる。
JR東によると、東北新幹線は時速約60キロで走行中に分離した。こまち側に連結を解除したとみられる痕跡があったという。はやぶさ(10両)には441人、こまち(7両)には201人の乗客がいたが、けが人はいなかった。』──
併結運転の當面中止は當然のこと、私も人災疫病禍の年、蔓延猖獗となる直前の頃に東北新幹線と併結の山形新幹線で米澤まで乗ったことがありますが、大宮を過ぎると凄まじい速度で東北の平野を疾走してゐたことを、よく憶えてゐます。
もしあの爆走の最中に、たとへ些細な事故であっても發生したら、今回のやうな怪我人無しでは済まされないところです。
安全がなにより最優先されるはずの超高速鐵道で、半年も開けずに起きたこの重大事故、乗客(ひと)の命を預かってゐるとの認識が、どうも他人事のやうに捉へられてゐるとしか思へてなりません!