「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

            ハローウィンと現代っ子

2007-11-01 06:40:06 | Weblog
昨夕はハロウィーンであった。キリスト教国では万聖節の前夜をハロウィーンと
いい、子供たちが仮装して家々をまわり”trick or treat"(お菓子をおくれ、くれ
なければイタズラするぞ”と叫びながらお菓子を”せしめる”行事があるそうだ。
キリスト教ではないわが国でも、数年前から”飾りつけ”や仮装だけが商魂に踊
らされて定着し始めた。家の近くにも電飾する家が二軒ある。

でも最近は少子化のうえ、子供達は塾通いで忙しい。まして子供に対する犯罪の
増加で、母親たちは暗くなったてから、子供を外へ出すわけはない。第一、商魂か
ら始まった催事だから、子供達にもなじみがない。そこで飾り付けた家々では、朝
登校の子供達を呼び止めてハロウィーンをひとくさり。イタズラを忘れてしまった
現代っ子、下校時にすなおにお菓子だけ貰って帰ってくる。

昔は外国の行事などクリスマスぐらいであった。しかし、最近はあまりにも意味の
わからない”物真似”催事が多い。戦前は東京でも初午には甘酒、4月8日のお釈
迦さまの誕生日には甘茶が子供達にふるまわれた。冠婚葬祭も家で行われ、結
婚式で、餅やおカネがばら撒かれたりなどした。こういった催事が子供たちにも身
近なものだった。催事は時代とともに変化するものだが、日本古来の伝統行事も
大切にしたいものだ。