きょう23日は勤労感謝の日だが、戦前は「新嘗祭」(にいなめさい)という祝
日だった。天皇家のご先祖、天照大神を祀る伊勢神宮では、この日新穀に
感謝する五大祭日の一つがが行われる。僕ら夫婦は、この日たまたま内宮
に参拝した。残念ながら団体旅行なので、式は見られなかったが、前夜から
40名の神官が社に篭もり、古来の伝統にのっとった厳粛な式典だという。
”神々しい”という言葉ある(あった)、昨日今日と2日間、僕は2日間、外宮と
内宮を参拝、改めて両宮の"神々しい”雰囲気に触れた。忘れていた日本人
の心の故郷がここにはあった。
伊勢の街にはいたるところ「赤福」の看板である。市の中心部の電信柱には
「赤福」の看板が垂れ下がっている。それでいてどこの店もお詫びの紙が張
られ休業している。なんとも異様である。
われわれ団体の内宮のガイドは「赤福」とはライバルのお菓子屋さんの店員
さんであった。きちんとした説明だったが、説明の終わりには忘れずに店の名
前をPR,最後にお店へ案内した。それでも「赤福」騒動以後、伊勢での土産の
お菓子の売上げは落ちているようだ。
「新嘗祭」を”しんなめさい”といっている若い人がいた。当たり前である。「新嘗
祭」を知っている日本人は70歳以上の老人だけである。外宮をガイドした写真屋
さんは79歳、僕ら団体客に神道の礼拝の仕方「二礼二拍一礼」を懇切に教えて
くれた。若い世代の日本人は参拝の仕方さえ知らなくなってきた。
日だった。天皇家のご先祖、天照大神を祀る伊勢神宮では、この日新穀に
感謝する五大祭日の一つがが行われる。僕ら夫婦は、この日たまたま内宮
に参拝した。残念ながら団体旅行なので、式は見られなかったが、前夜から
40名の神官が社に篭もり、古来の伝統にのっとった厳粛な式典だという。
”神々しい”という言葉ある(あった)、昨日今日と2日間、僕は2日間、外宮と
内宮を参拝、改めて両宮の"神々しい”雰囲気に触れた。忘れていた日本人
の心の故郷がここにはあった。
伊勢の街にはいたるところ「赤福」の看板である。市の中心部の電信柱には
「赤福」の看板が垂れ下がっている。それでいてどこの店もお詫びの紙が張
られ休業している。なんとも異様である。
われわれ団体の内宮のガイドは「赤福」とはライバルのお菓子屋さんの店員
さんであった。きちんとした説明だったが、説明の終わりには忘れずに店の名
前をPR,最後にお店へ案内した。それでも「赤福」騒動以後、伊勢での土産の
お菓子の売上げは落ちているようだ。
「新嘗祭」を”しんなめさい”といっている若い人がいた。当たり前である。「新嘗
祭」を知っている日本人は70歳以上の老人だけである。外宮をガイドした写真屋
さんは79歳、僕ら団体客に神道の礼拝の仕方「二礼二拍一礼」を懇切に教えて
くれた。若い世代の日本人は参拝の仕方さえ知らなくなってきた。