小沢一郎民主党代表が、国民にはよく解らない理由で辞意を撤回した。その理由
の一つに”自分は不器用、口下手、東北人気質のままだった”からだといっている。
東北人気質とはよく解らないが、確かに独特の方言を気にしてか口下手な人は多
いようだが、一方では同じ党の東北出身、渡部恒三氏(元衆院副議長)のように多
弁な人もいる。
小沢代表の履歴をみると、生まれたのは東京、3歳から14歳まで父親、小沢佐重
喜氏(元運輸大臣)の故郷岩手県水沢市(現奥州市)で育っているが、中学、高校
は東京である。生粋の東北人といえるかどうかー。僕は転勤で東北に2年勤務した
が東北大好きだ。東北人には誠実な方が多く、今でもお付き合いを願っている先輩
同僚が多い。小沢氏は今回の騒動について”気がプツンと切れてしまった”といって
いるが、僕の知っている東北人には我慢強い人が多い。
小沢代表の郷土の大先輩、後藤新平(明治大正昭和三代の政治家、内務大臣、外
務大臣、東京市長)は、世間から”大風呂敷”と評されていた。”大風呂敷”とは大き
なことばかり言って実行力がない、という意だが、実際は有言実行の政治家だった。
後藤新平は晩年、数の論理で支配する政党政治を批判し、政治家の倫理確立を説
いて全国を遊説したという。
後藤新平が不器用で口下手であったかどうかは知らない。でも小沢氏が自分の不徳
を東北人気質にするのは、どんなものだろうかー。
の一つに”自分は不器用、口下手、東北人気質のままだった”からだといっている。
東北人気質とはよく解らないが、確かに独特の方言を気にしてか口下手な人は多
いようだが、一方では同じ党の東北出身、渡部恒三氏(元衆院副議長)のように多
弁な人もいる。
小沢代表の履歴をみると、生まれたのは東京、3歳から14歳まで父親、小沢佐重
喜氏(元運輸大臣)の故郷岩手県水沢市(現奥州市)で育っているが、中学、高校
は東京である。生粋の東北人といえるかどうかー。僕は転勤で東北に2年勤務した
が東北大好きだ。東北人には誠実な方が多く、今でもお付き合いを願っている先輩
同僚が多い。小沢氏は今回の騒動について”気がプツンと切れてしまった”といって
いるが、僕の知っている東北人には我慢強い人が多い。
小沢代表の郷土の大先輩、後藤新平(明治大正昭和三代の政治家、内務大臣、外
務大臣、東京市長)は、世間から”大風呂敷”と評されていた。”大風呂敷”とは大き
なことばかり言って実行力がない、という意だが、実際は有言実行の政治家だった。
後藤新平は晩年、数の論理で支配する政党政治を批判し、政治家の倫理確立を説
いて全国を遊説したという。
後藤新平が不器用で口下手であったかどうかは知らない。でも小沢氏が自分の不徳
を東北人気質にするのは、どんなものだろうかー。