「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

       トラブル・メーカー 小沢一郎代表

2008-01-12 07:04:14 | Weblog
小沢一郎・民主党代表ぐらいいろいろと物議をかもす人(トラブル・メーカー)も
珍しい。新テロ対策法が昨日、衆院本会議で与党三分の二以上の賛成で再可
決されたが、あれだけ法案に反対していた野党第一党、民主党の小沢代表が
投票の瞬間、議場から姿を消して棄権した。安倍前総理がテレビカメラの前で
"小沢さんは本心は法案に賛成なのでしぃう”と、苦笑ともなんともつかぬ笑み
を浮かべて語っていた。

”遁走”とも見られる形で採決を棄権した小沢代表は、そのまま羽田に直行、大
阪府知事選挙の応援運動に駆けつけた。国の重要法案の採決が重要なのか、党
利がそれ以上に大切なのか、この人には解らなくなってきている。申し訳ないが、
僕には、小沢氏は自党のことばかり頭にあるロボットに見えてきた。

昨年11月、自民党との"大連合”が明るみに出た時の小沢代表の身のこなし方
は、まだ記憶にあたらしい。”東北人の口べた”とか”プッつんと切れてしまったと
いわれていたが、どうもこの人には党の代表としての自覚もないのではないかー。

小沢代表の土壇場での”戦線離脱”については、民主党内部からも批判が出てい
るという。当然である。この常識をわきまえない”トラブルメーカー”が代表では恐
らく選挙には勝てまい。最近の世論調査では、次の選挙で民主党にいれる人が
自民党を上回っていたが、有権者は再考すべきである。小沢氏が次期総理ならば
日本は沈没してしまう。民主党には他に指導者はいないのだろうかー。