昨年暮始まったばかりの「ねんきん特別便」に対して早くも”解りにくい”とのを批判
が続出、社保庁は改めて加入歴をチェックする見本を添えて103万人に書類を再発
送するという。この再発送にかかる印刷代や郵送料だけで1億7000万円も必要との
こと。まったく開いた口がふさがらない。
総務省に設置された「年金業務・社会保険庁監視委員会」は業務を”監視”していた
のだろうかー。自民党は改めて「年金行政改革議員連盟」を立ち上げ”諮問”委員会
設置したそうだ。何を”監視”し、何を”諮問”しようというのか、船頭多くして船進まず
の感がする。
「ねんきん特別便」は3月中には年金受給者にも送られてくるそうだが「認知症」だけ
で推定170万人もいる高齢層だ。すでに送付した48万人の「特別便」でも今までに回
答のあったのは3割強の16万人だという。年金受給者は60歳以上である。福田総理
は、国会答弁で”記憶を呼び戻して”と、役人原稿を棒読みしていたが、記憶を呼び戻
しても、内容が理解できなくては答えられない。
昨年12月13日の小ブログは年金問題について”無能な役人、政治化の詭弁”を書い
たが、その際昭和37年、亡父の老齢年金(無供出)が停止された時の役人の対応を
紹介した。都知事発行の「国民年金福祉支給停止通知書」に添えて担当役人から父
宛てに手書きで停止理由が懇切に書かれてあった。当時の役人には心の温かみが
あった。
今回の公的年金の不始末について、政府はまったくけじめをつけていない。だれも
責任を他人ごとにして反省がない。反省がなければ、税金を湯水のように使っても
解決はない。
が続出、社保庁は改めて加入歴をチェックする見本を添えて103万人に書類を再発
送するという。この再発送にかかる印刷代や郵送料だけで1億7000万円も必要との
こと。まったく開いた口がふさがらない。
総務省に設置された「年金業務・社会保険庁監視委員会」は業務を”監視”していた
のだろうかー。自民党は改めて「年金行政改革議員連盟」を立ち上げ”諮問”委員会
設置したそうだ。何を”監視”し、何を”諮問”しようというのか、船頭多くして船進まず
の感がする。
「ねんきん特別便」は3月中には年金受給者にも送られてくるそうだが「認知症」だけ
で推定170万人もいる高齢層だ。すでに送付した48万人の「特別便」でも今までに回
答のあったのは3割強の16万人だという。年金受給者は60歳以上である。福田総理
は、国会答弁で”記憶を呼び戻して”と、役人原稿を棒読みしていたが、記憶を呼び戻
しても、内容が理解できなくては答えられない。
昨年12月13日の小ブログは年金問題について”無能な役人、政治化の詭弁”を書い
たが、その際昭和37年、亡父の老齢年金(無供出)が停止された時の役人の対応を
紹介した。都知事発行の「国民年金福祉支給停止通知書」に添えて担当役人から父
宛てに手書きで停止理由が懇切に書かれてあった。当時の役人には心の温かみが
あった。
今回の公的年金の不始末について、政府はまったくけじめをつけていない。だれも
責任を他人ごとにして反省がない。反省がなければ、税金を湯水のように使っても
解決はない。