PWSの親の会の、年少グループのダンス&交流会に参加してきました。
SARAママさんのお友達の先生が、チームのお子さん引き連れて、毎年ボランティアで教えに来てくれるんだよね。
これもほんと、ありがたいことです。
東京は会員の人数が多いので、年代別に分けていて、バンビはもう中学生だから年少グループではないのだけど
このダンス交流会は 年代に関係なく参加でき、楽しみにしている子も多い。
バンビ自身はダンス自体はそんなに好きな方じゃないけど、お友達に会って、一緒にご飯を食べることをとても楽しみにしている。
まぁ、私も最近たくさん増えた赤ちゃん達のパパママとは顔をつないでおきたい という思いもあって参加してきたんだけど
なんと! 午後の交流会には23組総勢60名以上の人が参加。(きょうだい児やおじいちゃん・おばあちゃんもいるので)
他支部の方も参加されて、すごい人数... 大丈夫か?
そうそう、バンビは親の会の活動で、ボラのお兄さんお姉さんとの交流も楽しみにしているんだけど
今回 ボーイズチームを組むことになって、バンビより小さい男の子が着いてくれて
”お姉さんじゃなかった...”とちょっと不満気。(笑)
お天気も良く、暖かい日だったので、みんなで外でお昼を食べ
午後は 和室に移動して、交流会。
部屋が満杯...
赤ちゃん以外は 途中から外遊びへ。
バンビは 小さい子と一緒にボウリングのおもちゃで遊んだり、1人でサッカーボールをキックして運動したりして過ごしてました。
今回は保育ボラもなく、マイクもない部屋なので、声が聞こえずらかったり と運営上の難しさはあったんだろうけど
それでも、特に就学前の小さい子のパパママ達にとっては、仲間づくりができたり
保育園や成長ホルモンや習い事のことなど 関心事の情報を交換できたりしてみたいで良かったです。
私はあの場では言わなかったけど、2つだけ小さいパパママに伝えたいことがあるので、ここに書いておくと
同年代の子どもがたくさんいるということは、仲間が多くて心強い面ももちろんあるのだけど
その分、比較の対象が多いということでもあるんだよね。
で、同じPWSと言っても、発達状況は本当にそれぞれだし、症状の出方も個人差が大きい。
自分の子が順調なら良いのだけど、他の子と比べて遅かったり、大変だったりすると
”どうしてうちの子は...”って、どうしても思ってしまう。
それは親なら当たり前の感情なんだろうけど。
ただ、それがツラくなって会の活動から足が遠のいてしまう人も いままで何人も見てきたので
それだけがちょっと心配。
いままでは、親の会で会った時に、子どもの姿を見て思い知らされる というだけだったからまだ良かったのかもしれないけど
今はネットでほぼリアルタイムによその子の状況も知ることができるから
それだけ 〇〇ちゃんはもう歩いてる、○○ちゃんはもうおしゃべりするんだ って
親が思う機会が多いだろうから...。
これが、就学しちゃったら もう親も随分たくましくなってるし、いろんなことがわかってくるから
他の子との違いもそんなには気にならなくなるものなんだけど
赤ちゃんからスタートして、その時はみんな横並びなんだけど
歩き出して、しゃべり出しての頃が いちばん親がツラくなるみたいなんだよね。
実際、私もバンビが歩き出したのは割と早かったから、それを嬉しく思うあまり、他のママが傷ついていたことに思いが至らなかった時があって。
でも逆にバンビはなかなかしゃべれるようにならなくて悶々としていた頃
他の子がペラペラ会話していたり、本を読んでいたりするのを見て、すごい衝撃を受けて凹んだりしていた。
PWSはいずれみんな歩けるようになるし、話せるようになるって わかっていても
我が子だけ遅かったり、できなかったりすると、親としてはやっぱりツラいと思ってしまうものなんだよね。
だから、お互いに配慮しながら、そういうところを乗り越えて、真の仲間になっていけるように
ということを 先輩ママとしては、願ってやまないわけです。
あともう1つは 子どもが小さいうちはみんな必死に子育てする その気持ちは私もそうだったからとてもよくわかるのだけど
あまり躍起になって、あれもこれも ってしなくても、親が肩の力抜いてゆったり育てるくらいが調度良いかもよ ってことかな。
あれがいいらしい、これがいいらしい。
あの人はこれをやってる、うちでもこれを ... ってなるのは無理ないのだけど
これまた できずにいる自分を認められなくて、ツラくなっちゃう人がいて...。
自分だけじゃなく、子どもに矛先が向いて っていうことも、まぁあるわけですよ。
肥満しないのがもちろんいいに決まってる。
認知だっていいに越したことはない。
だけど、いちばん大事なのは やっぱり心だと思う。
親の精神的安定、子どもの心の満足。そして、親子の関係。
身長や体組成や、認知の問題より何より、PWSが大変なのは情緒的な面だと私自信は感じてる。
太ってなくても、認知的に良くても、心が荒れていたら PWSはそれがいろんな面に出やすいから。(まぁ、PWSでなくたってそうだろうけど。)
だから、あんまりゴリゴリ子育てに燃えなくても、大丈夫よ ってことを伝えたい。
まぁ、あくまで私の私見にすぎないですが。
さらに気になったので思い切って書いてしまうけど、やっぱりPWSの子の頑固さや癇癪って
なかなかやっかいだなぁ と感じてしまう。
もちろん、イヤイヤ期くらいだと誰でもそうなんだろうからそれは無理ないけど
ある程度の年齢になってからも PWS特有の一瞬火のついたようなパニック的癇癪が見られたり
周りのことには一切聞く耳持たずに激しく主張したり。
(バンビも 自分の食べるものの確保が危うい時だけ、人が変わったようになることがあって...。)
でも、親が 子どものペースや子どもの主張に振り回されないようにしていくのは大事なんだよね、難しいけれど。
実はバンビも疲れていたこともあって、交流会の時、部屋が狭いのに横になってグダグダし始め、私が注意しても座ろうとしなかった。
やむなく部屋の外に呼び出して2人で話をして、そこからは気持ちを切り替えることができたのだけど...。
小さいうちは抱きかかえて外に連れ出すことができるけど、大きくなったらそれはできない。
こういう時に ”ちょっと外に出て”という指示が聞けるかどうか、これが大きいと思う。
話をして聞く耳を持てるかどうか。気持ちの切り替えも訓練の賜物。日頃の親子関係がものを言う。
PWSの子の親にとっては これが本当に悩みどころで...。
だから、ペアレントトレーニングとか、最近は他にもいろんなメソッドが出てきているようだけど
とにかく、親も創意工夫というかあの手この手で、子どもが・親に 合わせられるようにしつけていけるといいんだよね。
親に合わせられなかったら、他人に合わせることも難しいもん。
だから、子どもを 家の中で王様、女王様にしない方がいいだろうな と思ってる。
親子関係は小学校低学年くらいのうちにきちんと確立しておくと、後がぜんぜん違うと思うので
むしろそういう親の対処の仕方、子育てのスキルみたいな情報を みんなで共有する方向にいけたらいいよね。
そこら辺は これからのパパママに大いに期待したいな。
メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com
SARAママさんのお友達の先生が、チームのお子さん引き連れて、毎年ボランティアで教えに来てくれるんだよね。
これもほんと、ありがたいことです。
東京は会員の人数が多いので、年代別に分けていて、バンビはもう中学生だから年少グループではないのだけど
このダンス交流会は 年代に関係なく参加でき、楽しみにしている子も多い。
バンビ自身はダンス自体はそんなに好きな方じゃないけど、お友達に会って、一緒にご飯を食べることをとても楽しみにしている。
まぁ、私も最近たくさん増えた赤ちゃん達のパパママとは顔をつないでおきたい という思いもあって参加してきたんだけど
なんと! 午後の交流会には23組総勢60名以上の人が参加。(きょうだい児やおじいちゃん・おばあちゃんもいるので)
他支部の方も参加されて、すごい人数... 大丈夫か?
そうそう、バンビは親の会の活動で、ボラのお兄さんお姉さんとの交流も楽しみにしているんだけど
今回 ボーイズチームを組むことになって、バンビより小さい男の子が着いてくれて
”お姉さんじゃなかった...”とちょっと不満気。(笑)
お天気も良く、暖かい日だったので、みんなで外でお昼を食べ
午後は 和室に移動して、交流会。
部屋が満杯...
赤ちゃん以外は 途中から外遊びへ。
バンビは 小さい子と一緒にボウリングのおもちゃで遊んだり、1人でサッカーボールをキックして運動したりして過ごしてました。
今回は保育ボラもなく、マイクもない部屋なので、声が聞こえずらかったり と運営上の難しさはあったんだろうけど
それでも、特に就学前の小さい子のパパママ達にとっては、仲間づくりができたり
保育園や成長ホルモンや習い事のことなど 関心事の情報を交換できたりしてみたいで良かったです。
私はあの場では言わなかったけど、2つだけ小さいパパママに伝えたいことがあるので、ここに書いておくと
同年代の子どもがたくさんいるということは、仲間が多くて心強い面ももちろんあるのだけど
その分、比較の対象が多いということでもあるんだよね。
で、同じPWSと言っても、発達状況は本当にそれぞれだし、症状の出方も個人差が大きい。
自分の子が順調なら良いのだけど、他の子と比べて遅かったり、大変だったりすると
”どうしてうちの子は...”って、どうしても思ってしまう。
それは親なら当たり前の感情なんだろうけど。
ただ、それがツラくなって会の活動から足が遠のいてしまう人も いままで何人も見てきたので
それだけがちょっと心配。
いままでは、親の会で会った時に、子どもの姿を見て思い知らされる というだけだったからまだ良かったのかもしれないけど
今はネットでほぼリアルタイムによその子の状況も知ることができるから
それだけ 〇〇ちゃんはもう歩いてる、○○ちゃんはもうおしゃべりするんだ って
親が思う機会が多いだろうから...。
これが、就学しちゃったら もう親も随分たくましくなってるし、いろんなことがわかってくるから
他の子との違いもそんなには気にならなくなるものなんだけど
赤ちゃんからスタートして、その時はみんな横並びなんだけど
歩き出して、しゃべり出しての頃が いちばん親がツラくなるみたいなんだよね。
実際、私もバンビが歩き出したのは割と早かったから、それを嬉しく思うあまり、他のママが傷ついていたことに思いが至らなかった時があって。
でも逆にバンビはなかなかしゃべれるようにならなくて悶々としていた頃
他の子がペラペラ会話していたり、本を読んでいたりするのを見て、すごい衝撃を受けて凹んだりしていた。
PWSはいずれみんな歩けるようになるし、話せるようになるって わかっていても
我が子だけ遅かったり、できなかったりすると、親としてはやっぱりツラいと思ってしまうものなんだよね。
だから、お互いに配慮しながら、そういうところを乗り越えて、真の仲間になっていけるように
ということを 先輩ママとしては、願ってやまないわけです。
あともう1つは 子どもが小さいうちはみんな必死に子育てする その気持ちは私もそうだったからとてもよくわかるのだけど
あまり躍起になって、あれもこれも ってしなくても、親が肩の力抜いてゆったり育てるくらいが調度良いかもよ ってことかな。
あれがいいらしい、これがいいらしい。
あの人はこれをやってる、うちでもこれを ... ってなるのは無理ないのだけど
これまた できずにいる自分を認められなくて、ツラくなっちゃう人がいて...。
自分だけじゃなく、子どもに矛先が向いて っていうことも、まぁあるわけですよ。
肥満しないのがもちろんいいに決まってる。
認知だっていいに越したことはない。
だけど、いちばん大事なのは やっぱり心だと思う。
親の精神的安定、子どもの心の満足。そして、親子の関係。
身長や体組成や、認知の問題より何より、PWSが大変なのは情緒的な面だと私自信は感じてる。
太ってなくても、認知的に良くても、心が荒れていたら PWSはそれがいろんな面に出やすいから。(まぁ、PWSでなくたってそうだろうけど。)
だから、あんまりゴリゴリ子育てに燃えなくても、大丈夫よ ってことを伝えたい。
まぁ、あくまで私の私見にすぎないですが。
さらに気になったので思い切って書いてしまうけど、やっぱりPWSの子の頑固さや癇癪って
なかなかやっかいだなぁ と感じてしまう。
もちろん、イヤイヤ期くらいだと誰でもそうなんだろうからそれは無理ないけど
ある程度の年齢になってからも PWS特有の一瞬火のついたようなパニック的癇癪が見られたり
周りのことには一切聞く耳持たずに激しく主張したり。
(バンビも 自分の食べるものの確保が危うい時だけ、人が変わったようになることがあって...。)
でも、親が 子どものペースや子どもの主張に振り回されないようにしていくのは大事なんだよね、難しいけれど。
実はバンビも疲れていたこともあって、交流会の時、部屋が狭いのに横になってグダグダし始め、私が注意しても座ろうとしなかった。
やむなく部屋の外に呼び出して2人で話をして、そこからは気持ちを切り替えることができたのだけど...。
小さいうちは抱きかかえて外に連れ出すことができるけど、大きくなったらそれはできない。
こういう時に ”ちょっと外に出て”という指示が聞けるかどうか、これが大きいと思う。
話をして聞く耳を持てるかどうか。気持ちの切り替えも訓練の賜物。日頃の親子関係がものを言う。
PWSの子の親にとっては これが本当に悩みどころで...。
だから、ペアレントトレーニングとか、最近は他にもいろんなメソッドが出てきているようだけど
とにかく、親も創意工夫というかあの手この手で、子どもが・親に 合わせられるようにしつけていけるといいんだよね。
親に合わせられなかったら、他人に合わせることも難しいもん。
だから、子どもを 家の中で王様、女王様にしない方がいいだろうな と思ってる。
親子関係は小学校低学年くらいのうちにきちんと確立しておくと、後がぜんぜん違うと思うので
むしろそういう親の対処の仕方、子育てのスキルみたいな情報を みんなで共有する方向にいけたらいいよね。
そこら辺は これからのパパママに大いに期待したいな。
メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com