バンビの症状が落ち着いていたので、オットに子守りを任せて近所のホールで上映された「ふるさとをください」という映画を観てきた。
この映画はきょうされん(旧称:共同作業所全国連絡会)の30周年記念で制作されたもので、和歌山県の精神障害者の作業所「麦の郷」の実話をもとに作られたそうです。
詳しくは HPご参照 → 「ふるさとをください」
住民は設立に反対し、町で自転車が紛失したり、下着泥棒が発生すると、証拠もないのに入所者を犯人扱いしたりする様子が描かれている。
”私達は差別はしてない。心の中では支えてあげられたらと思ってる。でも、現実としてはそれは難しく、不測の事態を考えて住民の安全を自分達で守らないと。”と言う。だから施設の周りに鉄条網を張り巡らせと...。
たぶん私も自分が障害児の親になるまでは、たぶんこの町の人たちと同じ考えだったんじゃなかろうか と思ったりする。
障害者ってよくわからない。だから恐い、関わりたくないって。
そういう人間相手に ”障害者にも人権があるんです!”って、ただ声高に叫んでみても(それは正論であるだけに)ちっとも理解とか共生にはつながっていかないんだろうなぁ。
わからないから不安で恐いと思われるなら、わかってもらえるように努力していく必要があるんだと思う。
うちの母も障害者とか毛ぎらいしてたとこあったと思うけど(何しろ昔の田舎の人だから)脳腫瘍の後遺症で今や本人が立派な?重度身体障害者だし。
人間いまは健常でも、いつ事故や病気で身体障害者や精神障害者になるかわかりゃしない。この世の中、障害があることは特別なことではなくなってきてるはず。
自分も”そっち側”の人間とそんなにかけ離れてるわけじゃないと思えれば、差別とか排除しようとしたりなんて思えなくなるはずなんだけど。
でも、いまが元気だったり幸せだったりすると、なかなかそういう風には思えないのが現実なんだろうけどね。
ま、それはともかく...。
タイトルの「ふるさとをください」というのは
施設の所長が反対同盟の代表に「あなた方(住民)が大切にしているふるさとを、どうか少しだけ私達にも分けてください。」と言うことばから着いてるんだと思うけど、すごく胸を打つシーンだった。
地域に生きるって、難しいけどそれができたらほんとに素晴らしいことだな。
この映画はまだまだいろんなところで上映されるようなので、機会があったら是非たくさんの人に観てほしい。
ということで 勝手に宣伝しておきます。
メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
この映画はきょうされん(旧称:共同作業所全国連絡会)の30周年記念で制作されたもので、和歌山県の精神障害者の作業所「麦の郷」の実話をもとに作られたそうです。
詳しくは HPご参照 → 「ふるさとをください」
住民は設立に反対し、町で自転車が紛失したり、下着泥棒が発生すると、証拠もないのに入所者を犯人扱いしたりする様子が描かれている。
”私達は差別はしてない。心の中では支えてあげられたらと思ってる。でも、現実としてはそれは難しく、不測の事態を考えて住民の安全を自分達で守らないと。”と言う。だから施設の周りに鉄条網を張り巡らせと...。
たぶん私も自分が障害児の親になるまでは、たぶんこの町の人たちと同じ考えだったんじゃなかろうか と思ったりする。
障害者ってよくわからない。だから恐い、関わりたくないって。
そういう人間相手に ”障害者にも人権があるんです!”って、ただ声高に叫んでみても(それは正論であるだけに)ちっとも理解とか共生にはつながっていかないんだろうなぁ。
わからないから不安で恐いと思われるなら、わかってもらえるように努力していく必要があるんだと思う。
うちの母も障害者とか毛ぎらいしてたとこあったと思うけど(何しろ昔の田舎の人だから)脳腫瘍の後遺症で今や本人が立派な?重度身体障害者だし。
人間いまは健常でも、いつ事故や病気で身体障害者や精神障害者になるかわかりゃしない。この世の中、障害があることは特別なことではなくなってきてるはず。
自分も”そっち側”の人間とそんなにかけ離れてるわけじゃないと思えれば、差別とか排除しようとしたりなんて思えなくなるはずなんだけど。
でも、いまが元気だったり幸せだったりすると、なかなかそういう風には思えないのが現実なんだろうけどね。
ま、それはともかく...。
タイトルの「ふるさとをください」というのは
施設の所長が反対同盟の代表に「あなた方(住民)が大切にしているふるさとを、どうか少しだけ私達にも分けてください。」と言うことばから着いてるんだと思うけど、すごく胸を打つシーンだった。
地域に生きるって、難しいけどそれができたらほんとに素晴らしいことだな。
この映画はまだまだいろんなところで上映されるようなので、機会があったら是非たくさんの人に観てほしい。
ということで 勝手に宣伝しておきます。
メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp