夏休みも早いもので、調度折り返し地点。
朝学童に持っていくお弁当を作り、出かけるまでの時間に宿題を見てやって、バタバタと出勤。
帰ってからは、買い物をし、夕飯の支度をして、バンビが寝るまでもう嵐のような状態。
やれやれ、疲れる。
フルタイムで働いている人はこれが毎日だもんなー。ほんとに尊敬しちゃう。
でも、考えてみたら去年までの夏休みは
「ねー、ママー。今日はどうするのー?
電車乗りたい。公園行きたい。どっか連れてってー。」を朝からずっと繰り返されて、本当に辛かったんだけど
毎日ちゃんと行くところがあって、予定が決まっていれば そういうことはなく
まぁ、比べれば 忙しい方がまだ精神的に楽かなー と思ったりする。
PWSの人は、何より不安感が強いので
予定が決まってないと 自分は何をしたらいいのか、どこへ行ったらいいのか
どうなってしまうのか 等々が気になって仕方ないのだろう。
この障害の特性を踏まえた上で、うまく付き合っていくしかない。
そう思うんだけどねー。わかっていても、どうしたもんかと思うこともあるわけで...。
例えば、人見知りナシ。警戒心ゼロ。人懐こくておしゃべり好きなところ。
そりゃ、小さいうちはいいんだよね。かわりがられてむしろ得な面もある。
だけど、バンビももう10歳。
やっぱり ”普通じゃない”というか ”変わっている”というか。
例えば、スーパーですれ違いざまに ちょっと年上の女の子に声をかける。
(いや、ナンパではなく... ほんとに知り合いに挨拶するみたいに。)
知り合いかなと思って見ると、相手はあきらかに”この子、誰?”と怪訝そうな表情。
「知ってるの?」と聞くと「...うん。」返事が明らかに鈍い。
「お友達と間違えちゃった?」と重ねると、「ううん、知り合いだったよ。」とキッパリ。
でも、このキッパリが曲者で、大抵は嘘 というか 思い込み、妄想なんだよね。
そう、嘘ではなくて。
嘘ついてごまかそうというんじゃなくて、やり取りしているうちにほんとに知り合いだと
本人の中では認識されてしまう みたいなカンジ。
あと、もう1つ困るのが「プラダーポリス」と言われている、妙な正義感。
例えば、ある日まだ補助ナシ自転車に乗れないバンビを私の自転車の後ろに乗せて信号待ちしていた時
「ママ、後ろの人、二人乗りしてるよ。」
いやいや、こっちも立派な二人乗りですから...。
それだけならまだいんだけど、その人達に
「二人乗りはいけないんですよ。危ないからダメなんです。」って話しかける。
や、やめてー。お前が言うなー!
若いカップルらしき二人(何しろ後ろだからよくは見えない)は
そういうバンビを面白がってニヤニヤ笑っているらしく
私が焦って「余計なこと言わないでいいの!」と言ったら、それがゲラゲラ笑いになった。
そこで信号が青になったから それ以上関わらないで済んだので良かったけど...。
人によっては、あるいは状況によっては 人の怒りを買いかねない。
例え、内容的には正しくても 世の中 ”言わぬが花”ってことはあるもんね。
こういうのって、まぁPWSに限らず 人の気持ちがわかりにくい発達障害の人にありがちだと思うんだけど
うまく説明するのが とっても難しくて。
人が好きで、人と関わりたい という気持ちはいい面で働く場合もあるんだけど
ここに書いたみたいなことは トラブルの種になりかねないので
今は ”知らない人にやたらに話しかけると、恐いおじさんに連れていかれちゃうこともあるんだよ。”
という脅しでセーブしてるカンジなんだけど(いい方法だとは思ってないけど)
ちゃんと説明するのも、バンビにわからせるのも 難しくて苦労しているところ。
何かいいお知恵があったら拝借したいわー。
メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
朝学童に持っていくお弁当を作り、出かけるまでの時間に宿題を見てやって、バタバタと出勤。
帰ってからは、買い物をし、夕飯の支度をして、バンビが寝るまでもう嵐のような状態。

やれやれ、疲れる。

フルタイムで働いている人はこれが毎日だもんなー。ほんとに尊敬しちゃう。
でも、考えてみたら去年までの夏休みは
「ねー、ママー。今日はどうするのー?
電車乗りたい。公園行きたい。どっか連れてってー。」を朝からずっと繰り返されて、本当に辛かったんだけど
毎日ちゃんと行くところがあって、予定が決まっていれば そういうことはなく
まぁ、比べれば 忙しい方がまだ精神的に楽かなー と思ったりする。

PWSの人は、何より不安感が強いので
予定が決まってないと 自分は何をしたらいいのか、どこへ行ったらいいのか
どうなってしまうのか 等々が気になって仕方ないのだろう。
この障害の特性を踏まえた上で、うまく付き合っていくしかない。
そう思うんだけどねー。わかっていても、どうしたもんかと思うこともあるわけで...。
例えば、人見知りナシ。警戒心ゼロ。人懐こくておしゃべり好きなところ。

そりゃ、小さいうちはいいんだよね。かわりがられてむしろ得な面もある。
だけど、バンビももう10歳。
やっぱり ”普通じゃない”というか ”変わっている”というか。
例えば、スーパーですれ違いざまに ちょっと年上の女の子に声をかける。
(いや、ナンパではなく... ほんとに知り合いに挨拶するみたいに。)
知り合いかなと思って見ると、相手はあきらかに”この子、誰?”と怪訝そうな表情。
「知ってるの?」と聞くと「...うん。」返事が明らかに鈍い。
「お友達と間違えちゃった?」と重ねると、「ううん、知り合いだったよ。」とキッパリ。
でも、このキッパリが曲者で、大抵は嘘 というか 思い込み、妄想なんだよね。
そう、嘘ではなくて。
嘘ついてごまかそうというんじゃなくて、やり取りしているうちにほんとに知り合いだと
本人の中では認識されてしまう みたいなカンジ。

あと、もう1つ困るのが「プラダーポリス」と言われている、妙な正義感。

例えば、ある日まだ補助ナシ自転車に乗れないバンビを私の自転車の後ろに乗せて信号待ちしていた時
「ママ、後ろの人、二人乗りしてるよ。」
いやいや、こっちも立派な二人乗りですから...。
それだけならまだいんだけど、その人達に
「二人乗りはいけないんですよ。危ないからダメなんです。」って話しかける。
や、やめてー。お前が言うなー!

若いカップルらしき二人(何しろ後ろだからよくは見えない)は
そういうバンビを面白がってニヤニヤ笑っているらしく
私が焦って「余計なこと言わないでいいの!」と言ったら、それがゲラゲラ笑いになった。
そこで信号が青になったから それ以上関わらないで済んだので良かったけど...。

人によっては、あるいは状況によっては 人の怒りを買いかねない。
例え、内容的には正しくても 世の中 ”言わぬが花”ってことはあるもんね。
こういうのって、まぁPWSに限らず 人の気持ちがわかりにくい発達障害の人にありがちだと思うんだけど
うまく説明するのが とっても難しくて。
人が好きで、人と関わりたい という気持ちはいい面で働く場合もあるんだけど
ここに書いたみたいなことは トラブルの種になりかねないので
今は ”知らない人にやたらに話しかけると、恐いおじさんに連れていかれちゃうこともあるんだよ。”
という脅しでセーブしてるカンジなんだけど(いい方法だとは思ってないけど)
ちゃんと説明するのも、バンビにわからせるのも 難しくて苦労しているところ。
何かいいお知恵があったら拝借したいわー。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp