バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

まとめの会

2016年12月18日 | 日々の出来事
少し前の話になってしまったけれど...
月に一度の学校公開の日に、バンビの通う支援学級では「まとめの会」というのが行われた。

1・2学期を振り返り、来年(3学期)に向けた抱負を発表する。
後半はお楽しみタイム。

で、先日3年生が二手に分かれ、作業所で職場実習をしてきたのだけど
その報告を一人ひとりが行う。
目標・実習の内容・課題・今後に向けた抱負等々...。

先生やクラスの仲間、それに保護者の前で発表するのでみんなすごく緊張しているのがわかるけど
でも、私から見たら みんなすごく大人で、すごくしっかりしてる。

2年後、バンビは果たしてこんな風になれるのだろうか?


続いて、1・2年生の発表。
バンビの振り返りと抱負はこんなカンジ。(これを何も見ないで発表する)

↑漢字が苦手なバンビは、ほぼひらがなばかり。
 出だしから ”日光う”って間違ってるぞ、おい。
 ちなみに、バンビは黒板係で ペアの3年生が実習にいっている間、ひとりで頑張ったということが書いてあるんだけどね。


お楽しみタイムでは、生徒達によるクリスマスにちなんだ寸劇が披露され
歌あり・踊りありでみんな楽しそうにやっていて、微笑ましかった。

そして、学校で子ども達が焼いたフォンダンショコラを保護者にも振舞ってくれて(これ、とってもおいしかった)
みんなで楽しいひと時を過ごす。


思えば、4月の入学からあっという間の9ケ月。
いやー、実にいろいろな行事があり、いろんな経験をして
バンビは毎日着いていくだけでほんとにいっぱいいっぱいだったに違いない。

それでも、学校が楽しいらしく、毎朝張り切って出かけていったバンビ。


入学する時は どうしてもついていくのがキツかったら、2年生の時に支援学校に転校させよう と思ったりもしたのだけど
この9ヶ月のそういう頑張りや、バンビの成長を思ったら
親としては このままここで という気持ちに今はなっているのだけど。


何をするにも時間がかかるバンビ。
認知の面でも やっていること、要求されていることの何割くらいを理解しているだろう...。
今のクラスが バンビにぴったりフィットしているかと言ったら、答はNoになると思う。
でも、そんな環境の中でもバンビなりに得られるものはあると思うし
迷いがまったくないわけじゃないけど、でも バンビの成長を信じて見守っていくしかないんだろうな。

来年は、さらに実り多い年になりますように。
とりあえず着替えが速くできるように頑張ろうね。

メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com

初めてのゴルフ観戦

2016年12月18日 | お出かけ&余暇活動
竹の子の会(PWS児・者と親の会)の関係で、NPO難病のこども支援全国ネットワークさんにご招待いただき
Hitachi 3Tours Championship 2016を観に成田のゴルフ場へ行ってきました。

この大会は、男子・女子・シニアの選手が6人ずつ参加して団体戦で競い
for child charity と謳ってるくらいで、入場料は全額子どものための関連団体に寄付されるそう。
 

オットは過去に何度かゴルフ観戦をしたことがあるらしいんだけど、バンビはもちろん、私も初めて。
朝6時過ぎに家を出て、成田に着いたら人がぞろぞろ。(はっきり言って、おっさんばっかり。)

バスに乗り込み、いざゴルフ場へ。
憧れのイ・@ミ選手も出場するとあって、バンビのテンションMAX!

しかし、オープニングセレモニーの後、1ホールのティーショットを見たら
すぐジュニアイベントの スナッグゴルフ体験に参加。
※スナッグゴルフについてはこちらをご参照→スナッグゴルフジャパン
 
指導員の方が、クラブの持ち方から打ち方まで丁寧に教えてくれる。

 

寒波が来ていて寒さは覚悟してたけど、雲一つない快晴で日に当たっているとむしろ暑いくらいの陽気。
成田だけあって、ゴルフ場の向こうから飛行機がガンガン飛んでくる。
かなりの大きさで最初はびっくりするけど、人間何でもすぐに慣れるもんだなー。

その後、女子プロが教えてくれる50分間のゴルフレッスンにも参加。

これすべて無料。(人数制限はあるけど)

さらに、オットと二人 チャリティパターチャレンジにも参加。(これは1回500円)
この時、すぐ近くに スタートを待つイ・@ミ選手が...。

「あ、@ミちゃんだ。ラッキー!」と私も思ったけど、バンビは大胆にも「こんにちは!」と話しかけたのでびっくり!
@ミちゃんも一瞬びっくりしたようだけど、ちゃんと「こんにちは。」と応えてくれた。


お昼をいただき、午後は試合を観戦。
選手に着いて、ぞろぞろ歩きましたとさ。(そう、よくテレビで見るあの光景の中に自分達も...。)

最後に 難病ネットのスタッフさんに誘導され、最終ホールのすぐ前の特等席で観戦させてもらった。
(オットのチェックによると、テレビにも映っていたらしい。)
ここホールアウトした選手達が戻ってくる動線のすぐ横なので、常連さんらしき人達はサインもらったり、ボールをもらったり。
バンビも便乗して、青木会長と申@エ選手にサインをいただく。(申@エ選手はサインボールもくれました。すごく優しかった。)

さらにさらに チャリティメモリアルフォト(ギャラリーで抽選に参加した人のうち20名のみ当選)の当たりを引き当て
選手全員と一緒に記念撮影。(これはチャリティで5000円払うけど)
撮影が終わった時に、バンビは隣にいたイ・@ミ選手に握手してもらってご満悦。
写真は後日郵送されてくるので楽しみにしている。

この日、私が歩いた歩数は19,000歩。翌日膝ガクガク。
日が落ちると急激に寒くなり、帰りは疲労困憊。思わず、電車の中で爆睡してしまった。

とっても疲れたけど、バンビは楽しめたと思うから良かった良かった。
バンビの場合、自分もゴルフをやりたいという想いが強いから、観戦だけじゃなく、体験ができたのが良かったみたい。

まぁ、ゴルフもおじさんだけに受けていても先がないもんね。
子どもというか、家族連れで楽しめるレジャーにならないと っていう、危機感あるんだろう。
こういう企画は来場者も楽しめるし
選手達ももちろん賞金のかかった真剣勝負なんだけど、シーズン最後だし、団体戦のせいもあって和気あいあいと楽しそうだったな。
また行ってみたい。


ゴルフは素早さを競うものではなく、自分のペースでできるので(もちろん周りに合わせる必要はあるけど)
PWSにはなかなか合ってるんじゃないかと思う。
都心近郊のゴルフ場でプレーするのはお金かかるけど、地方でショートコースくらいならそんなでもないし。
自然の中で身体動かすのは精神的にもいいような。お薦めです。

メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com