バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

二十歳を祝う②

2024年01月21日 | 日々の出来事
実は 自治体の成人式の他に
バンビが現在通所しているカレッジでのと
高等部の卒業生のお祝いの会があって 全部で3回。
これが奇跡的にどれも被らずに 3週に渡って執り行われることになったのでした。

昔 出席することになるのかなーと思っていた親の会のお祝いは平日なので
バンビがカレッジを休みたがらず そちらには不参加。

でもまぁ 障害のある子も 
ちゃんと大人になったことを祝ってもらえる場があるというのは
とてもありがたいことだよね。


さて、カレッジの「成人を祝う会」
これは 保護者も同席可能。

事前に提出した生い立ちの写真を スライドショーにして
順番に流して見せてくれる企画。

それぞれに赤ちゃんの頃からこれまでの20年間が偲ばれ
思わず涙する保護者多数。
(うちは誕生日順なのか1番最初だったから びっくりして
 心の準備ができてなかったー)

そして、親子でメッセージ交換=事前に書いた手紙の朗読
これも 子どもも泣きながら読んだり、親がまた泣いたり...

どの子にも いろんな生きづらさや苦手なことや困難があり
それでも必死に頑張って生きてきて
親は誰もが苦悩し、葛藤しながら わが子を慈しんで育ててきたことが感じられて
障害があるとかないとか関係なく、親が子を育てることの意義とか重さとか
人が生きることの ひたむきな想いとか
うまく言えないけど ほんと感慨深いものがあったなー。 

そして 手紙の交換は何故かうちがいちばん最後で
バンビは最初の方から感極まって泣いているのがわかったけど
もう この時点ではグズグズで
マイクを前にして 「読めない、無理...」と言っているような状態。

しょうがないから 手紙だけ受け取って
私は もう何か月も前に書いた自分の手紙を読んで
(こんなことならもちょっと違うこと書いたのにー と思いながら)
とりあえず この感動の親子のメッセージタイムは無事終了。
やれやれ~。

午後は 他の在校生も一緒に お祝いメッセージの動画見たり
イントロ宛クイズとか お楽しみ企画で楽しい1日を過ごしました。

いろいろな企画と準備をしてくださったカレッジの教職員の皆さんに
感謝の気持ちでいっぱいです。



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