バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

寄ると触るとケンカばかり

2013年07月17日 | 日々の出来事
1学期もあと数日 早い、早すぎるーーー。

で、たまっているあれこれの中から今日は1つ...。

このブログにも度々登場している幼い頃からの療育仲間のSクン。
去年のお正月からバンビと同じ支援級に転入してきたんだけど
この二人、まぁ最近 寄ると触るとケンカばっかりらしい。

その様子は 運動会の振休の時に、例によって一緒にお出かけした時に目の当たりにしたのだけど
これがなかなか複雑...。

まず、Sクンにとっては 転校してきたクラスでいちばんの仲良しはバンビという想いがある。
でもバンビにとっては、以前から所属しているコミュニティなわけで親しい友人も他にいる。
Sクンは学年が1つ上だからお兄さん意識があって、何かにつけバンビが気になって構いたい。
(バンビの方ができが悪いから余計サポートしてあげたくなる ってとこかな...。)
でも、バンビにしてみればそれがうっとうしい。
そして、Sクンはスキンシップ好きで割とベタベタ人に触るタイプだけど
バンビはまだ触覚防衛反応があって、不用意に触られることを嫌う。(まぁ誰でもそうだろうけど)

てなわけで、ことごとくかみ合わない。
Sくんが構う。バンビが無視する。無視されるから、Sクンが余計しつこく構う。
バンビがイライラして手を出す。Sクンもやり返す...という図。

もちろん、手を出す(蹴りも出るらしい)のはバンビが悪い。
どんなにイライラしても暴力はダメ。
それを先生に叱られるのは仕方ないんだけどさ。

ただ、”雉も鳴かずば撃たれまい”じゃないけど、きっかけ作ってるのはSクンだよなーと思うと
放っておいてくれればいいのに と思っちゃうのが親心で、まぁ内心ちょっと複雑...。


でもじゃあ単にSくんとバンビを引き離せばよいか というと、それだけで解決するもんでもないわけで。

世の中自分が好意を持っていても相手がそうじゃないことなんてザラにあるし
きっかけが相手にあっても暴力を振るえば罰を受けるわけだし。
そうやってケンカしていく中で、お互いに学んでいくこともあるんだよね。

今なら、小学生のおチビのうちなら、まだベタベタしようが、人を叩こうが 叱られる程度で済むもん。
今のうちに ”そういう時はどうしたらいいか”を実地に学んでいく機会があることは
むしろありがたいことなのかもしれない。

Sくんのママとは仲良しだから「いつもごめんねー。」「子どものやることはお互い様だよー。」って
言い合えることもいいのかも。
もしそうじゃなかったら、やっぱり私も親としてちょっとイライラしてしてストレスたまるかも。


考えてみたら、小さいうちはただぼーんやり一緒にいただけの彼らが
ケンカなんかするようになったのも、一つの成長の証。
この先またどんな風に関係が変わっていくのかちょっと楽しみでもある。
願わくば、ずっといい友達でいられたらいいな。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp

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