バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

いろいろやらかした挙句、ついに来た

2022年05月19日 | 日々の出来事
 4月、カレッジに入ってから突如爆発したバンビの食欲...

一時落ち着いたかに見えたのだけど
買い食いが止まらないので、PASMOでの買い物はついに断念。
面倒だけど、朝現金を渡して レシートとお釣りを返す方法に戻す。
これだと さほど暴食はしないんだよね... 不思議。

でも、相変わらず 冷蔵庫を漁って食べたりしているようで
朝起きたら 牛乳パックが半分も残ってない...
え、だって 昨日2本買ったよね? みたいなことがあったり。

私の仕事がある日は 私の方が帰りが遅いので
どうしても その1人の時間にセーブが利かなくなりがちのようだ。


カレッジで学生やら職員の方に新型コロナの感染が出て
それでもクラスター発生ってわけじゃないのに
感染予防のため 今月いっぱい午前中のみになったりして...

そういうイレギュラーな状況
見通しの立たない不安みたいなものに弱いから
余計食に走ったりするのだろうか...

私は ”子どものやることには 必ずその子なりの理由があるはず”と
思っているので
今のバンビにも何か その根底にあるもの
あるいは きっかけになっているもの があると思っているんだけど
今は まだはっきりとつかみきれない。

タンタンの死も 割とあっさり受けとめたみたいだな と思っていると
時々ふいに「寂しいよね~」と言ってみたりして 読めない...


思うに カレッジに入ったら、友達を作って一緒に出掛けたい
女子とも仲良くしたい
バンビなりにそういう夢を描いていたんだろうに
それがうまく実現へと運ばないことへの
ストレスみたいなものもあるのかもしれない。

先日は、幼稚園と高校の時の同級生で
カレッジとまた一緒になったT君とのトラブル発生。
仲良くない子とまで一緒に遊ぼうとするのは
そういう気持ちの現れなんだろうか...


そして、昨日ついに
バンビが私からお金を盗る という事件発生。

銀行に行けないタイミングで必要になった時用に
引き出しの中に3万円と、小銭ケースに1~500円玉を入れているんだけど
そこから2万円盗って、自分のお財布に入れていた。

「このお金は何?」と聞いても、「それは僕の。」と嘘を言う。

そこで激高せずに
「2万円も持ってないよね? どうしたの?」
「お母さんの引き出しから盗ったの?」と順々に確認すると だんまり...
「あなたのお金じゃないよね?」
「… ごめんなさい。」

週末 映画を観に行きたかった
買い食いでお小遣いを使ってしまい、残高が少なくなっていた
(でも まだ1000円以上あったけど、その辺わかってなかったのかも)
だからー

ということらしい。

「ごめんなさい、もうしません。」

あぁ、バンビの ”もうしません” ほど 当てにならないものはない...

ショックはショックだけど
怒りよりは 困惑 という方が強い。

できることと、わかってないことの ギャップが激しいんだよね。
この前書いたみたいに
落ち着いている時、順調な時は ほんと困ることはないんだけど
やらかす時は ”えっ!? なんで?” って、愕然とさせられる。
話を聞いてみると
”あぁ、こういう認知なんだ、これ理解できてなかったんだ” みたいなカンジ

その認知の歪みが見た目でわからないところが
PWSの難しさなんだよねー。

この特性とどう付き合っていくか。
本当に難しい。
でも、あきらめたら終わりだから
模索し続けるしかないんだろうな...

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