その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ロンドンの中国企業

2010-03-05 07:28:23 | ロンドン日記 (日常)
 ボスと同僚の3名で、とある中国企業の欧州本部を訪問し、1時間半ほど欧州ビジネスについて情報・意見交換した。

 私自身は中国企業の人と話すのは初めてだ。いろいろ驚かされた。

1.とっても自信に溢れている(ように見える)
 最近の中国の経済力がそうさせているのか、とっても自信溢れるビジネスマンの人たちだった。自信溢れているからといって、決して、虚勢を張っているという感じではなく、むしろ余裕を感じさせるものだった。

2.若い人に大きな責任が任されている(ように見える)
 幹部の人とその部下の人が数名同席されたが、幹部の人を除いてはみな思った以上に若い。決してベンチャー系の会社ではないので、それなりに堅苦しいのではと思っていたら、全くそういう感じではなかった。若くても、実力ある人にしっかり責任が任されているという印象だった。

3.みんな英語がとっても上手
 皆、英語が流暢なのには驚いた。中国アクセントは感じるので、決してイギリスに生まれ育った人たちではないと思うのだが、とっても正確で、聞きやすい英語だったので、逆に自分の英語が少々恥ずかしくなった。一緒に行った同僚のアイルランド人は、帰路「ありゃあ、パブリックスクールの英語だぜ~」とアイルランド訛り一杯の英語で、感心していた。

 まあ、初顔合わせなので、どこまでが本当の姿かは分からないが、とても洗練された雰囲気を感じたのが、びっくりだった。それでも、やはり、アジアの人との打ち合わせは、英語を使ったミーティングであっても、何んとなく、こちらも少し肩の力が取れるので不思議なものだ。

 2010年3月4日
コメント (2)
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