その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

おニュー・スーツ到着

2010-03-13 08:25:57 | ロンドン日記 (日常)
 1月12日に職場販売に来たスーツ屋さんにオーダーしたスーツがやっと完成。採寸、仮縫いを経て、2か月後の正式ご対面です。

 正直、いろいろ不安がありました。オーダー後、「初めてのスーツをオーダーしたぜ~」と廻りに触れまわっていたら、イギリス人の同僚からは、「ちょっと、その値段(400ポンド以下)は安すぎだ。オーダースーツはふつう1500ポンドから。裁縫を途上国でやっているからそんだけ安くなるんだろうけど、まあ、当たり、外れがあることは覚悟しておいた方がいいよ」と言われました。また、仮縫いで袖を通した時は、どうもしっくりこず、「何だ、採寸までした割には窮屈だなあ。生地もサンプルで見るのと、ジャケットになって出来てくるのじゃまるで違うなあ。まあ、安いからしょうがないか」と完成前に半ばあきらめムード。

 なので、今日の出来上がりも、怖さ半分でした。

 ただ、出来上がりを試着すると、「そんなに悪くないじゃない」と一安心。たしかに肩幅とかは今までのスーツに比べると、良く言えばしっかりしているし、悪く言えば、多少窮屈ですが、「これがブリティッシュスタイルだ」と言われれば、そんな気もしてきます。販売員のアンチャンに言わせると、「オーダーもんは1カ月着れば、体にしっかり馴染みますよ。馴染んだら、もうレディメイドのスーツは着られませんから。ハイ」と自信たっぷりに言い切ります。「分かった。信じるからね」と自分に言い聞かせるように話し、納品完了。

 さあ、1ヶ月後にどうなているでしょうか?楽しみです。
コメント
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