昨年夏にこの巻を読んで以来、「ローマ人の物語」は一休みが続いていたのですが、最近、再開。この巻は8ヶ月前に読了したままになっていたので、簡単な感想だけ。
ハンニバルとスキピオの対決を描いた本巻は、手に汗握るドラマ。一気に読めます。これが2000年以上前の出来事ですから、それを再現する作者のリサーチ力や筆力もすごい。
ローマとカルタゴの間に結んだ講和に絡めた筆者のコメント
『戦争という、人類がどうしても超脱することのできない悪業を、勝者と敗者ではなく、正義と非正義に分けはじめたのはいつ頃からであろう。分けたからといって、戦争が消滅したわけもないのだが』
なるほど、確かに・・・
ハンニバルとスキピオの対決を描いた本巻は、手に汗握るドラマ。一気に読めます。これが2000年以上前の出来事ですから、それを再現する作者のリサーチ力や筆力もすごい。
ローマとカルタゴの間に結んだ講和に絡めた筆者のコメント
『戦争という、人類がどうしても超脱することのできない悪業を、勝者と敗者ではなく、正義と非正義に分けはじめたのはいつ頃からであろう。分けたからといって、戦争が消滅したわけもないのだが』
なるほど、確かに・・・