へんてこ、ＬＯＶＥ！

　へんてこ、お好きですか？
　私ネーさは、へんてこ大好きです♪　こんにちは♪

「こんにちわッ、テディちゃもォ、へんてこォ、すきィでス！」

　本日ご紹介いたしますのは、へんてこ友の会の皆さまならば、
　きっとお気に召して下さることでしょう。
　さあ、こちらを、どうぞ～！



　　　　　　――　みうらじゅんマガジンvol.3　フィギュ和　――



　編者は みうらじゅん さん、’０８年１２月に発行されました。
　『Jun Miura Presents 21Century Forklore』と英題が付されています。

「おにんぎょさんでスゥ！」

　はい、以前にみうらさんの『いやげもの』を御紹介いたしましたが、
　この御本も独自の《コレクター》な視点＆熱意から生まれた
　驚異の記録です。
　
　表紙写真は、本文では
　『ＡＭＡ（Ｗｏｍｅｎ　Ｄｉｖｅｒ）』として取り上げられている
　『海女』さんのお人形。
　彼女のように、
　日本各地の土産物屋さんのショーケースの
　陽の当たらぬ片隅に追いやられ、
　埃にまみれていたお人形さんを、
　みうらさんは多数救出し、
　《フィギュ和》と名付けました。
　大コレクターみうら氏の庇護を得たお人形さんたち、
　幸せですね！

「うれしィそゥでス！
　へんてこりんぐねーむッ、もらッちゃッたのでスよッ♪」

　リングネームではなくて、英名なのですが、
　そのネーミングセンスの素晴らしさよ！
　阿波踊りのお人形さんは、
　『Ｄａｎｃｉｎｇ　Ｆｏｏｌ』！
　どじょうすくいのお人形さんは、
　『Ｆｕｎｎｙ　Ｆａｃｅ　Ｄａｎｃｅｒ』！
　恐山僧侶のお人形さんは、
　『Ｈｏｒｒｏｒ　Ｍｏｕｎｔａｉｎ　Ｐｒｉｅｓｔ』！
　
「ふァァ？？」

　……ていうか、
　どうして恐山の御坊さまがお人形に？
　
「べつのォいみでェ、こわいィ～ッ！」

　へんてこな、でも不思議にキュートで、
　みうらさんの言う
　『日本のおもろ』を身に宿した
　アナログの天使さんたち。
　　
　我こそはコレクターなり！
　という御方に、ぜひのおすすめ！
　俺の／私のコレクションも見てちょうだい！
　という、へんてこ検定一級の御方はもっちろん必読！

「むぽッ♪
　みうらさんッ、ごけッこんッおめてとうございまスゥ！
　ぱちぱちぱちィ！！」　（←拍手～♪）

　２１世紀のへんてこマスターに幸あれ！