ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

「暗闇の中の会話」というワークショップ

2017年04月16日 | 行ってきました
「暗闇の中の対話」というワークショップに行ってきました。

目に見える情報の氾濫の中で

私たちは、いかに感覚が麻痺しているのかを思い知らされました。

90分があっという間に感じ、
最初は怖かった暗闇でしたが、最後は、まだそのに身を置いていたいような、なごりおしさすら感じました

昨年行ったファスティング(断食)後に、

白いご飯がとても甘く甘く感じたように

暗闇の中でも飲み物食べ物の味が濃く感じました。

また、手のぬくもり、冷たさ、湿り気などのいろいろな感覚を感じたことで、

相手の感情を察したり、

自分の不安を感じたりし、対話が生まれました。

顔が見えないので、初対面とは思えない程、色んなことが話せました。

小学生の子どもさんは、親と参加できるそうなので、親子や兄弟ご一緒に体験されると、仲良くなれそうです。

職場の研修にもいいなと思います。

「暗闇の中の対話」-「ダイアログ ・イン ・ザ・ダーク」日本では、東京と大阪にあります。

昨年は、佐賀県が子どもたちに暗闇の中の対話を体験させるというプロジェクトがあったそうです。

漆黒の暗闇の新公園や広場などの日常空間を作り、

その中に8名の参加者が入場します。

アテンド(安全案内人)は視覚障害者の方。

彼らは、暗闇のエキスパートです。

漆黒の闇の中を目を使わない文化を持つアテンドに誘導されながら、
ゲスト(参加者)は命以外の感覚を使い協力し合いながら進む体験型のワークショップです。写真は、アテンドしてくれたロッキーさんとスタッフさん。

これまで世界39科目で開催され2007年のダボス会議(世界経済フォーラム)にも採用されています。

暗闇に入ると、目からの情報がなくなるために

耳をそばだて音や声を求めようとします。

手や足の裏、白い杖であたりを触り、人に聞いたり、伝えたり、あの手この手で

手がかりをつかもうとします。

耳をすませ、感覚を研ぎすませる時、まさに心が開かれていきます。

まるで、お腹の中の赤ちゃんに戻ったかのような錯覚を覚えました。

心が純粋になり、

視覚から来る偏見や恥じらいを持たずに人と感覚と心で対話する。

とても、貴重な体験をしました。

今度は、8人全員1人参加の一期一会の回に参加してみたいと思います。

東京 外苑前会場
東京都渋谷区神宮前2-8-2 B1F
TEL : 03-3479-9683
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