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星の王子様がそう言った。
ニューヨークサン新聞の論説者も、
サンタクロースがいるのかというバージニアちゃんの質問に答えてそう答えた。
漆黒の暗闇の中で視覚障害者のアテンドさんは、暗闇のエキスパート。
暗闇の中では、むしろ視覚に頼り過ぎて、
視覚以外のの感覚が鈍ってしまっている私たちの方がハンディキャップを感じる。
暗闇の中での参加者の足音を聴き、その人の動きを察し、
誰がリーダーになるかを予測したり、
何をどう話すを聴き、
息遣いを聴き、感じ
その人の感じている気持ちを察し、
不安が大きいかどうかを知ったり、
その人の性格を理解しようとして、
今後のその人の動きを予測しているそうだ。
私たちは、暗闇の世界では、どんなに着飾っても、丸裸になる。
どんな地位や名誉も関係ない。
目が見えないからこそ、見えるものがあるのをまざまざと見せてもらい、圧倒され、尊敬の念を抱いた。
障害のある人に同情するのは、恥ずかしい。
誰しも、得意、不得意があるだけだ。
目に見えないものって、なんだろう。