今日の朝日カルチャーセンターの講座に来てくださった方々、ありがとうございました。
新しい出会いもあり、これからに希望が持てたと言っていただきました。
こんな時こそ、心のことをお話する講師をさせていただいて、本当に有難いと思います。
さて、今日は、幸せについて書きます。
心理学には、幸福学があります。
幸せにも、長続きするものと、長続きしないものがあります。
長続きしない幸せには、金・物・地位などの「地位財」によるものがあります。
「地位財」とは、周りとの比較ができる材で、家、お金、地位など、
アメリカのセラピストによれば、いわゆるアメリカンドリーム、手に入れたい家や車の様な物のことです。
例えば、ある研究によると
家を買った人は、家への満足度が上がるが、
幸せ度には変化は認められないそうです。
幸福学の研究者カーネマンは、「フォーカシング・イルージョン」と呼ぶそうです。
家さえあれば…
お金さえあれば…
幸せのフォーカスが、イルージョンだという意味だそうです。
また、物を手に入れて一時的に満足しては、
また次の物を目指すことを「ヘドニック・トレッドミル」とも呼びます。
それは、まるで、人参をぶら下げられてランニングマシンを走り続けている様なものとも表現されています。
それと対比して「非地位財」による幸せは長続きすると言われます。
「非地位財」とは、他人との比較ではなく幸せが得られるもので、
個人の生活・安全に関わるもので、環境・健康・自主性・帰属意識・自由・愛情・自己実現・自己肯定感を高めることの様なものです。
自分の中での評価は、持続性の高いものだと言われています。
「非地位財」のうち、心的要因について1500人の日本人を対象にした慶応大学の研究があります。
幸せに影響する心的要因は、上に挙げた自主性・帰属意識・自由・愛情・自己実現・自己肯定感を高めることのなど、70もあるそうです。
その結果、4つの因子にまとめられたそうです。
①「自己実現と成長」
人生の意義、コンピテンス、熟達、自己実現尺度に高い重み、自尊心、自律性ら思想宗教、社会の要請、将来への希望、個人的成長、親切、診療意欲、目標の明確性、城戸を喜ばせる、自己執行、満喫
→目的を達成するための自己成長と自信に向かう特徴のある因子
②「つながりと感謝」
人を喜ばせる、感謝傾向、親切に高い負荷
愛情、ユーモア、積極的な他者関係、満喫、将来への希望
→感謝傾向と他者に向かう特徴のある因子
③「まえむきと楽観」
楽観性、自己受容、心配ごとがない、気持ちの切り替えなど
→客観的・ポジティブなって精神的に安定している因子
④「独立とマイペース」(人の目なんか気にしない!)
自己概念の明確傾向、社会的比較思考のなさ、心配事がない
→自己を確立し他者と比較しない性質
この第四因子の人との比較傾向が低いというのは、「非地位財」ということ。
ほかに、肥満は感染る、喫煙も移るという研究をしたエール大学クリスタキス医師は、幸福は移るという研究をしているそうです。
幸せな人の知人は、幸せな人だそうです。
もし、自分が幸せになりたかったら幸せな人と友達になるのも、大切かもしれません。
新しい出会いもあり、これからに希望が持てたと言っていただきました。
こんな時こそ、心のことをお話する講師をさせていただいて、本当に有難いと思います。
さて、今日は、幸せについて書きます。
心理学には、幸福学があります。
幸せにも、長続きするものと、長続きしないものがあります。
長続きしない幸せには、金・物・地位などの「地位財」によるものがあります。
「地位財」とは、周りとの比較ができる材で、家、お金、地位など、
アメリカのセラピストによれば、いわゆるアメリカンドリーム、手に入れたい家や車の様な物のことです。
例えば、ある研究によると
家を買った人は、家への満足度が上がるが、
幸せ度には変化は認められないそうです。
幸福学の研究者カーネマンは、「フォーカシング・イルージョン」と呼ぶそうです。
家さえあれば…
お金さえあれば…
幸せのフォーカスが、イルージョンだという意味だそうです。
また、物を手に入れて一時的に満足しては、
また次の物を目指すことを「ヘドニック・トレッドミル」とも呼びます。
それは、まるで、人参をぶら下げられてランニングマシンを走り続けている様なものとも表現されています。
それと対比して「非地位財」による幸せは長続きすると言われます。
「非地位財」とは、他人との比較ではなく幸せが得られるもので、
個人の生活・安全に関わるもので、環境・健康・自主性・帰属意識・自由・愛情・自己実現・自己肯定感を高めることの様なものです。
自分の中での評価は、持続性の高いものだと言われています。
「非地位財」のうち、心的要因について1500人の日本人を対象にした慶応大学の研究があります。
幸せに影響する心的要因は、上に挙げた自主性・帰属意識・自由・愛情・自己実現・自己肯定感を高めることのなど、70もあるそうです。
その結果、4つの因子にまとめられたそうです。
①「自己実現と成長」
人生の意義、コンピテンス、熟達、自己実現尺度に高い重み、自尊心、自律性ら思想宗教、社会の要請、将来への希望、個人的成長、親切、診療意欲、目標の明確性、城戸を喜ばせる、自己執行、満喫
→目的を達成するための自己成長と自信に向かう特徴のある因子
②「つながりと感謝」
人を喜ばせる、感謝傾向、親切に高い負荷
愛情、ユーモア、積極的な他者関係、満喫、将来への希望
→感謝傾向と他者に向かう特徴のある因子
③「まえむきと楽観」
楽観性、自己受容、心配ごとがない、気持ちの切り替えなど
→客観的・ポジティブなって精神的に安定している因子
④「独立とマイペース」(人の目なんか気にしない!)
自己概念の明確傾向、社会的比較思考のなさ、心配事がない
→自己を確立し他者と比較しない性質
この第四因子の人との比較傾向が低いというのは、「非地位財」ということ。
ほかに、肥満は感染る、喫煙も移るという研究をしたエール大学クリスタキス医師は、幸福は移るという研究をしているそうです。
幸せな人の知人は、幸せな人だそうです。
もし、自分が幸せになりたかったら幸せな人と友達になるのも、大切かもしれません。