久しぶりのお客様、T石さん。
保育士さんです。優しそうな女性。いま、一歳児を見ていると。
プリントを携えて来て下さいました。子どもの詩が載ってます。先日京都へ浮田要三さんのお話を聞きに行ったと。その時の資料をコピーして来て下さったのだ。
浮田さんは今、画家さんですが、昔、足立巻一先生や竹中郁さんなどと児童詩誌「きりん」の発行に力を尽くしておられたのだ。灰谷さんも亡くなられた今、その当時の生き残りと言える。
その資料から、「きりん」に載っていた詩。みなわたし読んだ覚えがあるが、一つご紹介。
「あそんで」
おかあちゃん
びょうきでねてんねん
おとうちゃん かいしゃ
にいちゃん いえに いいひんねん
おれな
よその子の こままわし
じっと みてるねん
わたしこの詩、幼稚園のPTAにおしゃべりを頼まれた時に引用して朗読しました。わたしも大好きな詩です。
ここ連日、カセットテープからデジタルへの録音をしている。
以前、宮崎修二朗翁のお話をテープに録っておいたのがあるのだが、テープのままだと劣化が心配なのと、聞き直すのに不便だからだ。デジタル化しておけばPCで聞ける。
こんなにある。
ほとんどのテープが150分である。けっこう手間と時間がかかるが、やっておかなくてはならない。
うちの再生機が故障したので、知人の新居さんからカセットデッキをお借りしている。一年でもいいですよ、と。ありがたいことだ。
今日で、やっと12本できた。約30時間。
全部出来れば、兵庫県の文化にとっても貴重なものになると思う。しかし、これが全て明るみに出ると困る人もあるかも知れない。心当たりのある人、ないですか?