喫茶 輪

コーヒーカップの耳

泣いた子は?

2013-10-21 16:30:08 | 将棋

隣の小学校の将棋クラブの指導に行きました。

Cimg7269

前回、泣いてしまった子がいました。
先ず、その時のブログを見て下さい。↓
http://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816/d/20130909
その泣いた子、今日、やって来ました。
それで、始まりの時にわたし、5分ほど時間をもらってみんなに話しました。
 ≪なんでもやけど特に将棋は、弱い者は強いものに負ける。6年生が1年生に負けるのはよくあること。将棋で負けるのは決して恥ずかしいことではありません。わたしも大人になってからの大会で小学生に負けたことがあります。将棋というゲームは自分の分身の王様が蹴られたり叩かれたりと無残にやっつけられて悔しいものです。だけどそれに耐える訓練にもなります。将来、悔しいことはいっぱい起こります。その時のための力にもなります。相手にやさしく自分に厳しくの気持ちで続けて下さい。≫ほか色々話しました。
そして、リーグ戦を。
はじめは納得して楽しそうに指していたその子ども(6年生)ですが、やがて不穏な雰囲気に。
やはり学年が下の子に負けそうになって、というより、詰んでしまっているのに「負けました」と言わないのです。終らせないのです。涙をためて「6年生で全敗してる子はいない!」と自分を責めているのです。またわたしは順々に説得したのですが、どうしても「負けました」と言わず。わたしは、相手の子にそっと「我慢してな」と。
そして時間が来て終ってまたお話ししました。
帰りに、その子の頭を抱いて、「お前コラッ!もっと潔くせなあかん」と言ってやりました。その時にはもう素直な普通の顔をしていました。わかってくれたかなあ?
次はどうかな?

コメント (4)
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