昨夜のこと。
店でパソコンを触っていたら、窓をコンコンと叩く人が。
扉を開けてみたら薬谷礼子さんでした。
昔、わたしが3年間勤務した工場のご近所の工場の社長夫人です。
ということで20年以上のお付き合い。
そもそもこの人と近づきになったのは、工場の用事でこの人の会社の事務室に入った時に、部屋に飾ってあった切り絵の額にわたしが興味を持ったことから。
彼女はプロ裸足の切り絵作家でもありました。
ということで、わたしが工場勤務を辞めた後もお付き合いが続き、一度は「喫茶・輪」で彼女の切り絵の個展を開いたこともありました。
さらに彼女は童話作家でもあります。アマチュアではありますが、これまでに読ませてもらったものはみな面白かった。今も同人誌に書いているのだと。
と、昨夜の用事だ。
彼女には薬谷佳苗という声楽家の娘さんがある。
たしか、県立西宮高校の第一期音楽科卒業生だった。
何度か彼女の歌声を聴いたことがあるが、素晴らしいものだった。
コンサートのトリを取ることが多い彼女は実力派です。
その彼女が出演するコンサートのパンフレットを、近くに来たついでにと持って来られたのだった。
さあ、わたし行けるだろうか?