喫茶 輪

コーヒーカップの耳

久坂部羊さん

2014-09-18 14:40:15 | 文学

今日の神戸新聞夕刊の随想欄に久坂部羊さんが「島尾敏雄の旧宅」と題して書いておられる。
中に久坂葉子に関する記述もあって興味を惹かれた。

Img767

というのも、島尾、久坂はどちらも昔、宮崎修二朗翁が懇意にされてた人。
そのこと「KOBECCO」に書かせてもらいました。
久坂は2012年2月号と3月号に。そして島尾は今年2014年1月号に。
久坂部さん、読んで下さってはいないだろうなあ。

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焼き判

2014-09-18 12:32:57 | 喫茶・輪

もうお一人の珍しいお客様はD本さん。
おうちに珍しいものをお持ちで、何度か紹介したことがある。
新聞記者さんをお連れして記事になったことも。
この人のお父さんとお爺さんが、戦前、酒樽の菰に押す焼き判作りの職人さんだったのだ。
そして、その製品がたくさん残っていて、見せてもらった時、これは貴重な西宮の文化遺産だと思ったのだった。
そのD本さんが、こんなものを作りましたと。

Img766

冊子『鍛冶宗の焼印づくり』
いいものをお作りになった。
目次です。Img764
中のカラーページ。Img765
他のページにも50数点の写真が。
見事である。

しかし残念なのは、全体像の写真が載ってないこと。
個々の写真には、大きさの数値は書いてあるが、もう一つ実感がない。
これはわたしが昨年写した写真。

Cimg7080
しかし、いいものを頂戴した。
D本さん、ありがとうございます。
あ、この人も5年前に取材させて頂いてます。この時に、この焼印に驚いたのでした。http://miyakko-nishi.com/MIYAKKO-SYSTEM/Found_Page?area_reference=area_reference&areacd=25&find_year=2009&gou=298&page=3

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今日も

2014-09-18 12:16:53 | 喫茶・輪

今日もまた珍しいお客様が。
お一人目、いや、ご夫婦なのでお二人で来て下さった。
Sさん夫婦。
Sさんは石の趣味の人。
以前、取材させて頂いた。記事はこちら。↓クリックして下さい。
http://miyakko-nishi.com/MIYAKKO-SYSTEM/Found_Page?area_reference=area_reference&areacd=25&find_year=2014&gou=327&page=3
今日は「輪」の石を持って来て下さった。
模様にワッカがついているのである。

Cimg2962

ちゃんと台もつけて下さって。
この人には以前にも「輪」の石を頂いている。
が、それをわたしは詩碑にした。

Cimg2961

戯れにこんなことをしてみました。

Cimg2960

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徳田隆一さんの詩集

2014-09-18 08:41:31 | 

面白い詩集が贈られてきた。

Img758

『歯医者さんの虫歯』(徳田隆一著)
文庫本です。いいですね、こんな詩集。持ち運びしやすい。
わたしもこんなのを作りたいな。

こんな詩がある。


  
  「羽音」

黙って

手でも足でも刺してくれ

耳元を

わざと飛ぶのはやめてくれ

あっ また!

ぼくに打たせないでくれ


機知の詩だが、思わずニンマリしてしまう。
徳田さんは加古川の人で「播磨灘詩話会」に所属しておられる。
いつも『別嬢』に作品を発表しておられてわたしは馴染んでいた。
さて、この人の骨頂は、先のような短詩ではなく、どちらかというと饒舌な作品だ。
こんなのがある。
表題詩、「歯医者さんの虫歯」です。

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誰でも書けそうで、いざとなればなかなか書けません。一種の才能を必要とするでしょう。
次の詩も。
「JR東加古川駅」です。

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なんともいえないおかしみとペーソス。こんなのわたし好きです。

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