つくづく年老いたと思い知らされた。
今日はM病院でのMRI検査。
終って立体駐車場へ。
その坂を歩いて上り、右へ曲がってその先にわたしの車がある。
その、右へ曲がった 時である。
何かに足を取られて宙を飛んだ、ような気がした。
そのままスッテンドウと前のめりに倒れた。
止めようにも止まらないのである。
手をついたが、肘と膝を打った。
なんで?と後ろを振り返ったら、黄色い棒がある。
わたしはそれが単なる線に見えたのだった。
実は車止めだった。
それに足を引っかけたのだ。
地面がコンクリートではなく網状の金属だったのでまだ衝撃が少なくて良かった。
肘も膝も衣服は破れてはいなかった。
ただ、腕時計の蓋にひびが入ってしまっていた。
それと、駐車場を出る時だ。
ポケットに入れていた駐車券の角が折れていた。
会計でチェック済だったので、無料になるはずである。
ところが機械が「200円」を示す。
おかしいなあ?
一時間以内だったから無料のはず。
いつもは「お気をつけてお帰り下さい」とアナウンスするのに、
「表示金額をお支払いください」と言う。
顛倒して折れた時に、割引チェックが消えてしまったのだろう。
ああ、年は取りたくないものです。
『コーヒーカップの耳』 人の世の機微さまざま。
今日はM病院でのMRI検査。
終って立体駐車場へ。
その坂を歩いて上り、右へ曲がってその先にわたしの車がある。
その、右へ曲がった 時である。
何かに足を取られて宙を飛んだ、ような気がした。
そのままスッテンドウと前のめりに倒れた。
止めようにも止まらないのである。
手をついたが、肘と膝を打った。
なんで?と後ろを振り返ったら、黄色い棒がある。
わたしはそれが単なる線に見えたのだった。
実は車止めだった。
それに足を引っかけたのだ。
地面がコンクリートではなく網状の金属だったのでまだ衝撃が少なくて良かった。
肘も膝も衣服は破れてはいなかった。
ただ、腕時計の蓋にひびが入ってしまっていた。
それと、駐車場を出る時だ。
ポケットに入れていた駐車券の角が折れていた。
会計でチェック済だったので、無料になるはずである。
ところが機械が「200円」を示す。
おかしいなあ?
一時間以内だったから無料のはず。
いつもは「お気をつけてお帰り下さい」とアナウンスするのに、
「表示金額をお支払いください」と言う。
顛倒して折れた時に、割引チェックが消えてしまったのだろう。
ああ、年は取りたくないものです。
『コーヒーカップの耳』 人の世の機微さまざま。