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コーヒーカップの耳

「正平調」90歳

2024-01-05 13:41:51 | 新聞記事
毎朝ほぼ必ず読むコラム記事、「正平調」の90歳特集です。

楽しく役に立ちます。
林芳樹さん、中平邦彦さんの対談から注目した言葉。

中平 書くネタに困った時。《本屋に寄って、喫茶店に入って…。それでもない時は、諦めて机に向かう。1行目を書けば、そこから何かが始まると信じて…》
林《僕は気が小さいから常に1本はストックを持っていた。最後の3行を空けておいて、そこはそのときの気分で決める。》
中平《瞬発力で1,2本はうまく書ける人はいるが、それを長く続けるのは難しい。子どもの時からどれだけ本と親しんだか…》
中平《難しいことを難しいままに書いていたらだめで、肉声の吐息がないと読んでもらえない。最後の3行には気を使った。
林《コラムは… まず、言葉遣いがやさしくないといけない。(略)それを教えてくれたのは朗読ボランティアをしている団体です。目の不自由な人が耳で聞いて分かる原稿にするのが最低限の作業だと痛切に思った。》
 これにはわたしにも思いがある。昔、わたしのエッセイをやはりボランティアで朗読録音している人から、
「目の不自由な人に聞いてもらってます」と言う手紙をもらったことがあった。
そのほか、役に立つこといっぱい。 

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