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第36回「宮っ子」バスツアー

2018-05-27 18:33:17 | 宮っ子
第36回「宮っ子」バスツアーでした。
天気も申し分なし。
生野銀山がメーンのツアーです。

昔の人はスゴイですね。

こんな小さな穴の中で働いて、そして40歳までに珪肺などを患って死んでゆく。
人形がいますが、ハンサムと美人。

こんなわけないですよね。
みんな顔は、なたね油を使っての灯りの煤で真っ黒になって働いたのでしょう。
坑道の長さはつなぐと山口県までにも及ぶと。
実際に坑道に入ってみて感動しました。

例によって、行きのバス中で、歴史文学の講座をしました。
昨年、日本遺産に認定された「銀の馬車道と鉱石の道」を解説。
玉岡かおるさんの小説『銀のみち一条』を紹介しながら、明治時代の生野の話。
そして、宮崎修二朗翁が書かれた生野、竹田についての話。
さらに、昔の文人知事、阪本勝さんのエッセイなどを引きながら、但馬の話。
当然また、但馬はわたしと家内のルーツでもありますので、色々知っているエピソードなどを織り交ぜながら。

竹田では、竹田城跡でボランティアガイドをしている従妹、A美さんが会いに来てくれて、竹田の寺町を一緒に歩き、解説してもらいました。

食事、但馬牛のしゃぶしゃぶ。
豪勢でした。

予定通り無事に、5時半ごろに西宮へ帰着しました。
みなさん満足そうでした。
わたしも大役を果たしてやれやれです。
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2 コメント

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「宮っ子」バスツアー (akaru)
2018-05-29 18:52:27
朝子様
ご教示、ありがとうございます。
穴太衆のことはバス中でお話しさせていただきました。銀山との関係も話す準備はしていたのですが、時間的に話せませんでした。
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Unknown (但馬朝子)
2018-05-29 15:51:25
生野銀山は銀の鉱石の道として日本遺産の中心的存在でもあります。
その生野鉱山と竹田城跡は切っても切れない関係にあります。
竹田城の最後の城主、赤松広秀が8649㎡にも及ぶ面積の石垣(穴太積み)を築くときに生野銀山を豊臣秀吉が領有していたので銀鉱石の収益金の80%を広秀に援護したそうです。
2万2千石のお城では援護が無ければ出来ない石垣だと言う事です。
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