◇The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛(2011年 フランス、イギリス 135分)
原題 The Lady
監督 リュック・ベッソン
◇1945年ビルマに生まれる
アウンサンスーチーのことだけど、彼女の語り口調を聞いてると一貫して「ビルマ」といってるような気がするんだけど、それってぼくが世界情勢に疎いからなんだろか?
ま、それはさておき、大学を出てちょっとした頃だったか、アウンサンスーチーの自伝めいた本を買って読んだ。たしか『アウンサンスーチー 囚われの孔雀』とかって題名だったような気がするけど、くわしいことは憶えてない。ほんと、ぼくはそういうところ、常識と教養に欠ける。恥ずかしいね。
で、おもったんだけど、もしもこういう自伝があるんなら、やっぱりベッソンが映画化するときはそれを原作にしてほしかったっていう気がしないでもない。まあ、スーチーの生き方を主題にするんじゃなくて、ビルマとイギリスの間の家族の絆みたいなものが主題に見えちゃったりもするからあんまり原作めいたものはいらなかったのかしらね。
ぼくはどっちかというと、スーチーよりも彼女の父親のアウンサンに興味があって、前にちょっと調べたりもした。だって、ビルマを見るときに避けて通れないのがアウンサンとその時代だもんね。
ただな~、ちょっとだけ、ミシェール・ヨーはあんまり似てないかな。