☆ゼロ・グラビティ
アルフォンソ・キュアロン、凄いわ。
エマニュエル・ルベツキの撮影も、凄い。いや、ほんと、これどうやって撮ったんだろってくらい、凄い。まあいろいろと想像できるし、事実を誰かに講義してもらいたいくらいだけど、といっても今さらカメラマンになるわけじゃないしなあとかっておもいながら観てた。
ジョージ・クルーニー、人間人工衛星になっちゃうんだろうかって心配してたら、いきなり、窓をどんどん叩いて、復活したかとおもえば、さっさと扉を開けて(まじか)入ってくるなり「これが奇想天外なんだ」とかいいながら、まえに振っておいた「ウォッカを隠してあるところ」から瓶をとりだすとかして(やっぱり伏線じゃんね)とかおもわせて、いやまじ、着陸の逆噴射で飛べとかいう啓示を与えて、サンドラ・ブロックの娘のところへひと足先に行っちゃうとかって、好い役じゃん。こりゃあ、出番が少なくても出なくちゃだわね。
でも、ほんと、ふたりともこの演技は大変だったろうに。