◎007 ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time to Die)
キャリー・ジョージ・フクナガ、演出力あるなあ。ただ、どうなんだろ。日本人の血を引いていることにかなり拘っているのかそれを自身を特徴づけるものとしているのかはよくわからないんだけど、能面はわかりやすいが箸拳を硬貨でやるとはおもわなんだ。石庭、
それはそれとして、いや、
つか、
さて、ボンドの設定なんだけど、娘が出てくる手前もあって、レア・セドゥがヒロインとしての位置づけになるのは仕方のないこととして、やっぱりダニエル・クレイグとしてはエヴァ・グリーンがほんとに好きなわけね。わかるわ~。ただ、群を抜いて魅力的だったのは、なんといっても、アナ・デ・アルマスだ。もうずいぶん前に『カリブの白い薔薇』で初めて彼女を観たときから綺麗な子だな~とはおもっていたものの、うん、まちがいなかったな。ただ、彼女との濃厚な場面は作られなかったのね、まあかなり真剣な恋愛物になってるし、女たらしな面は無しになってる分、アナの魅力をそのまま衣裳に凝縮したような感じはあるな。それにしても、ダニエル・ボンドの濡れ場はどうしてこうも毎回、暴力的な焦りまくった感じで始まるんだろうね?