◇キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(Catch Me If You Can)
アメリカ人はこういうドタバタの追いかけっこが好きなんだろうけど、ださい昔気質の日本人の僕はどうにもこういうバタ臭い喜劇はお好みじゃない。1968年の16歳の高校生に翻弄されるFBIや社会人や女の子たちの滑稽さを笑い飛ばすのがどうにも苦手なんだよね。とはいえ、フランク・W・アバグネイル・Jrっていう今では経営コンサルタントになってる人物の実話っていうんだから、すごいわ。
ただまあ、なんていうか、ディカプリオはさておき、スピルバークの往年をとっても朗らかに感じさせるっていうか、トム・ハンクスと組むのが彼の場合はちょうどいい息抜きみたいになってるんだろうか?