Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

エッセイ801.やっかいな半健康、追記

2024年12月17日 | field work

 前にも書いた記憶があるが健康の概念には、3タイプある。模範的な健康を維持する範健康、健康ではあるが生活習慣病の懸念がある半健康、そして文字通り健康では無い状態の反健康。
 さらに今一番多いのが半健康だ。つまり日常の体重や体脂肪が高く、医者は特段何も言わないが、外見は背筋が曲がり、身長のわりには横幅があり、お腹が出ている肥満体型だ。私が見る限り大半の現代人、とりわけリタイアメント族は、この状態が多い。だから公の席では意識的にお腹に力を入れて引っ込ませながら体型を維持しているように見せかける空しい努力を伴う場合もあるだろうか。
 私自身大学退職時は、まさにこの状態だった。怖いのは、それが当たり前だと自覚していたことだ。4年前スポーツジムのインボディで計測し、肥満体型と測定されてから、エアロビクスとダイエットに励んだ。そんなダイエット効果もあり、当時と比較すれば体重で12kg減、体脂肪率は24%。体脂肪率は過去の記録がないが当時の記憶では30%位あったと推測している。
 今はお腹が出ている状態ではなくなったが、まだ体脂肪率が24〜23%は高い。減量で体重を減らすのは簡単だが減らないのが体脂肪である。さらに低減を進めるべく少しは意識的に食事を考えている。減量に効果があるのはステーキ、逆にラーメンやファーストフード等と半健康食材は実に多い。さらに外食は、基本的に肥満メニューばかりであり、食べられるのは限られてくる。調味料も質の悪い油を使用していものが多く、すべてノンオイルで自分で調理することが多い。
 そうなると、年配者が多いこのブログを見ていると、こんなに食べて大丈夫かいなと思われる記事が圧倒的に多い。こうした現象を私は忌避したいわけだが・・・。
 一歩家を出れば、食のお誘いという肥満要素の誘惑だらけだ。なにしろお付き合いで「やっぱ暑いからザル蕎麦でしょう」、まではよかったが天麩羅付きですか・・・。だからこれも私の注意すべき対象だ。蕎麦などはお腹が膨れるがスタミナがなくお腹がすくので高カロリー食材と抱き合わせにするというのが日本蕎麦の欠点だ。もちろんラーメンなどは油の塊だから御法度である。調理人は栄養士では無いのだから、彼らの言葉は信用しないことだ。日本人を肥満にして稼ごうというわけだ。なにしろ戦後の食糧難の経験をしたシニアも多いから、少し誘惑すると簡単に客になってやってくる。
 さらに企業の経営者達も肥満は意識しているようだが、ある経営者などはウェイトトレーニングで足は細くなったが、上体は四角い体型のままだ。特に、本来頭蓋骨は楕円形だが、顔が四角というのでは効果が出ていない証左になる。こういうのも付け刃的意識の表れと読み取れ、つまり格好が悪い。
 逆にスタイル良いのは日本航空のパイロット達だ。組織的に健康管理をしているからだろう。あるいはレスキューの消防士や自衛官も引き締まったスタイルだ。
 それにしても体脂肪の低減は難儀だ。大変ゆっくりと低減する。もちろん筋力を鍛えながらの低減だから。そして多くのシニアの半健康ほど、ほとんど意識もされず効果はダイエットとスポーツの努力のみというだけで、なかなか脱却するのに時間がかかる。サプリメントなどは効果がないと思ってよい。
 そうした体脂肪のゆっくりとした低減傾向を実感すると、安易に外食をしたいとは思わなくなった。外食=肥満ですからね。

(2024年9月18日記) 

追記
12日からフィリピンにいる。インターネットが不安定な環境なので、容易にブログに触れない。これが改善しなら、いつものようにブログを触り時間もできるだろう。
コメント
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