さて、冬季オリンピックの浅田真央がキムヨナに勝てないことは、予想通りと以前のブログに私は書いた。これについて補足しておこう。
まず、フィギャーの審査ルールがオリンピック以前に変わったことが大きい。このなかに浅田真央が苦手なジャンプの種目が入っていた。それはキムヨナにとって有利なジャンプ種目となってしまった。つまり浅田に不利な審査ルールに変わったことが最初に上げられる。これは審査規定を制定する委員として日本人が加わっていなかったことが大きいだろう。
従って浅田に不利な審査基準で、しかもキムヨナに有利な審査基準で試合が運ばれると言うことは、試合前から予想されたことである。この下りは、日経新聞に詳しく解説されている。
次にコーチとお金の問題。まずロシアの月一回しか来ない60歳のコーチでは、古くさくさすがに指導とは言い難く、これではお話にならない。今時ラフマニノフなんて使いふるされた古くさい曲の定型であり、その点キムヨナの007シリーズのように誰でも知っている曲を選び、それに相応しい演出をしたほうが冴えているし、そうした感性が日本側には完全に欠落していた。日本にも優れた演出家は、いるにの残念なことである。
さてこのコーチの費用だが、自腹で払う日本と、国費で払う韓国とで差が出るのは当たり前だろう。自腹で何千万と賄うのであれば、インターネットで浅田真央募金を集めるべきだろう。一人千円払っても、一千万人集めれば百億である。そんな資金集めの気運や仕組みが日本にないことが大きいのである。冬季スポーツは、大変お金がかかる種目なのである。それはマラソンとは発想が違うのである。そのことを理解している人間が、日本にどれぐらいいただろうか。日の丸を振って応援するといった幼稚な芸当では、とても勝てない世界なのだ。
つまり採点の基準、資金集め、コスチュームや選曲や演出といった諸要素を、統括して行うプロデューサーがいなかったことが、最大の敗因である。日経新聞に、「優れた馬はいるが、騎手がいない」と言われているのも当然なのである。だから試合前から結果が出ていると、私は述べたのである。
最初から勝てないとわかっているいる試合であるにも関わらず、そんな基本的な事情に一切触れずに、金だと騒ぐNHKをはじめとするテレビマスメディアの馬鹿さ加減が、今回の一連の報道で良くわかったでしょう。マスコミならば、そうした基本的なことを報道すべきだと思いますね。
滋賀県,海津大崎,撮影日2008年2月2日
FUJI S5pro,AF-Nikkor F2.8/80-200mmED
シャッター:1/1200,絞りf8,焦点距離200mm,ISO200.
まず、フィギャーの審査ルールがオリンピック以前に変わったことが大きい。このなかに浅田真央が苦手なジャンプの種目が入っていた。それはキムヨナにとって有利なジャンプ種目となってしまった。つまり浅田に不利な審査ルールに変わったことが最初に上げられる。これは審査規定を制定する委員として日本人が加わっていなかったことが大きいだろう。
従って浅田に不利な審査基準で、しかもキムヨナに有利な審査基準で試合が運ばれると言うことは、試合前から予想されたことである。この下りは、日経新聞に詳しく解説されている。
次にコーチとお金の問題。まずロシアの月一回しか来ない60歳のコーチでは、古くさくさすがに指導とは言い難く、これではお話にならない。今時ラフマニノフなんて使いふるされた古くさい曲の定型であり、その点キムヨナの007シリーズのように誰でも知っている曲を選び、それに相応しい演出をしたほうが冴えているし、そうした感性が日本側には完全に欠落していた。日本にも優れた演出家は、いるにの残念なことである。
さてこのコーチの費用だが、自腹で払う日本と、国費で払う韓国とで差が出るのは当たり前だろう。自腹で何千万と賄うのであれば、インターネットで浅田真央募金を集めるべきだろう。一人千円払っても、一千万人集めれば百億である。そんな資金集めの気運や仕組みが日本にないことが大きいのである。冬季スポーツは、大変お金がかかる種目なのである。それはマラソンとは発想が違うのである。そのことを理解している人間が、日本にどれぐらいいただろうか。日の丸を振って応援するといった幼稚な芸当では、とても勝てない世界なのだ。
つまり採点の基準、資金集め、コスチュームや選曲や演出といった諸要素を、統括して行うプロデューサーがいなかったことが、最大の敗因である。日経新聞に、「優れた馬はいるが、騎手がいない」と言われているのも当然なのである。だから試合前から結果が出ていると、私は述べたのである。
最初から勝てないとわかっているいる試合であるにも関わらず、そんな基本的な事情に一切触れずに、金だと騒ぐNHKをはじめとするテレビマスメディアの馬鹿さ加減が、今回の一連の報道で良くわかったでしょう。マスコミならば、そうした基本的なことを報道すべきだと思いますね。
滋賀県,海津大崎,撮影日2008年2月2日
FUJI S5pro,AF-Nikkor F2.8/80-200mmED
シャッター:1/1200,絞りf8,焦点距離200mm,ISO200.