松山市で桜が開花したというニュースもあり、この冬の小さな旅という看板を外す時期になってきた。そうはいっても雪への未練が大いに残る今年の暖冬である。過去の画像から、青森市の酸ヶ湯温泉をとりあげよう。
プロデュース企業に勤めていた頃青森市には、プロジェクトで何度も足を運んだ。そして地元人が奨める酸ヶ湯温泉は期待を裏切らない。今でも大変素晴らしい国民保養温泉地第1号である。青森県特産の檜葉づくりの千人風呂と呼ばれている大浴場は、温泉の成分がしみ込み、大変風情がある上に、当然混浴である。実際は、湯気で回りはあまりよく見えないといったほうがよい。
それでも私が訪れたときは、混浴はやだという女性のためにバスロープを貸し出して入浴できるようになっている。私から言わせれば、あれは卑怯だ!。自分だけ都合良くかくしておいて、男をジロジロと観察するのかい!?。あまりジロジロと見るなと看板がでているではないか。良い趣味とは言えませんな。
私は若いときからクロッキーや人体デッサンを勉強してきたから、女性の裸は見慣れているし、それも描くわけだから、フツーの人以上に子細に観察してきた経験がある。さらに言えば、衣服を着ていても、その下の体型がわかるぐらいに訓練されたから、街を歩いていても大体の女性の裸の体型は、普通にわかってしまうのですね。普通にわからなければ、美術系の大学や学部にはいれない。
そう思いながら酸ヶ湯温泉でバスローブを着けた女性が私の視界に入ってくると、直感的に体型がわかる。例えば足は細いの腿には脂肪が付いているな、あれでは切れ上がった大股にはならないよねぇー、といった具合にである。だから、そんな小細工してもわかる人にはバッチリわかちゃうし(笑)。
青森市,酸ヶ湯温泉,撮影日2006年3月3日
EOS Kiss Digital ,EF16-35mm/f2.8
シャッター:1/800,絞りf16,焦点距離18mm,ISO400.