Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE852. 素晴らしい1日

2014年02月08日 | Shinkansen commuting
 太平洋側を通過している低気圧が呼び込んだ寒気団の影響で東京では17cmの雪が降っているようだ。京都は、朝方車の上に積もるぐらいで、雪は積もらなかった。さて週末出勤。名古屋のほうが雪が多いではないか。
 素晴らしい、新幹線は大いに遅れちょる。当然徐行運転の空いているこだま号に乗り、行きつけの売店で調達したレモンティーと二台の撮影機材をテーブルに並べ、雪見撮影である。まあ15分程度の遅れで名古屋に着いたけど。東京から来る新幹線は、1時間半遅れのようだ。これは、いつもと違う素晴らしい1日だ。
 ニュースでは、早く帰ろうとする人々が新幹線に殺到している様子が撮されていた。今日帰らないと困るんですよといった具合に愚痴をたれている。そんなに早く帰って何すんだろ。
 海外にいても予定日までに帰らないと翌日から仕事があるんでよー、という日本人が多いのにはまいった。予定通りに帰らなきゃならんほど、重要な仕事をしているのかしらん。私が観察するには、下っ端ほど律儀なようだ。
 海外を旅すると、飛行機が遅れた、乗れない、などというのは日常的な話である。或いは今日は欠航、次は三日後ですなんていうのも、よく経験することだ。
 そうなるともう少し街を楽しんで素晴らしい三日間を見つけようという具合に私の頭は働く。旅だから何が起きるかわからない。なにかが起きたら別の時間のすごし方なり素晴らしい時間をつくりだす方向へ頭を切り換えるというのが旅である。
 さて帰りの新幹線、1時間半は遅れている。のぞみ号は相変わらず混んでいる。あれにゃー乗りたくない。そう思っていたらすんなりひかり号がやってきた。あきれるぐらいに空いているではないか。だから帰りも夕方の雪見撮影をしながら帰った。寒かったけど、大変素晴らしい1日であった。

新幹線・岐阜羽島-名古屋 稲沢市明蔵寺
OLYMPUS PEN E-P5, LETCA MACRO ELEMARI T 45mmF2.8
ISO2000,露出補正0,f2.8,1/8000.
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