Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE870. 冬の空

2014年02月26日 | Kyoto city
 今朝の関ヶ原は、一面に靄が出ており、風景が霞んでいた。こういう風景になると、もう酷寒の冬はお終いである。キーンと冷え込んでスカッと晴れた大変クリアな視界が得られる冬の空がお終いというのは、 京都の徘徊もこのあたりが引き際だ。 それはすこし寂しい限りだ。
 というのも今年は冬の寒さにたじろいで、終日街を徘徊する機会が少なかったし、雪も積もらなかった。どこかし残したことの多いような感じの冬でもあった。まあソチ・オリンピックという冬の祭典があったのは幸いだった。
 今日の画像は、2月9日に徘徊した時のものだ。多分北の天神から一条通りあたりを抜け四条まで、ひたすら歩いてきたときのモノだ。寒い冬の時は出かけるまでが億劫だが、一端外に出てしまうと歩いているうちに次第に身体が慣れてくる。それこそが冬の一人旅の面白いところだ。
 明日は、予報によれば雨模様だが最低気温8°、最高気温15°と暖かいようだ。もう春はそこまで来ているが、厳しい冬の気配がなつかしい。1月なんかどうしてすごしたのだろうと思い返していたら、大学の雑事で毎日追われていたようだった。幸か不幸か冬を忘れていたわけだ。

京都市・上七軒
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG9-18mmF4-5.6
ISO200,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f11,1/400
コメント
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