碁盤の目の構造の京都の街だが、細い街路や路地が多いのも特徴である。そこには比較的古い街並みが残されていることが多く、街歩きの面白さの一つである。
紋屋町の蜂蜜屋さんがある路地沿いの民家は、随分良い状態の建築が多い。改装をしているようで、建物は綺麗な状態で伝統様式を今に伝えている。屋内は、アトリエや建築オフィスなどが納まるなど今も利用されており、やはりこれが京都スタイルなのである。伝統様式を残すのであれば、このようにしたいと言う手本といってよいのだろう。とても良い空気を感じさせてくれる。
伝統様式は,手をいれながら柱や梁といった主要構造部が次第に更新され、屋内も現代のライフスタイルに合うように改装されているが、様式自体は継承されてゆく。それが往事の京都の街の空気を今に伝えてゆくのだろう。京都の空気は、このように表現すべきだという見本でもある。
実際、古い民家は住み手もいなくなり、次第にマンションなどに変わってゆく場合が多い。そんなマンションも一応ファサードの一部に伝統様式を取り入れているが、やはり珍奇という他ない。第一エントランスに石を貼るなんていうのは、伝統様式にはありえないことである。
だから天気がよい時にもう少し路地歩きをしたいなと思いつつ、夜はソチオリンピックを見ながら夜更かしである。夜は外気温1°とすこぶる寒い。
さてソチオリンピックの優れた会場やゼッケンのデザインは、誰がおこなったのだろうか。アメリカのデボラ・サスマンのような配色センスだ。カリフォルニアのデザイナーの色彩感覚は、実は雪の白さに大変映えるのである。私も彼女を青森の仕事で起用したことがある。
京都市・紋屋町
OLYMPUS OM-D E-M5,LEITZ ELMARIT28mmF2.8
ISO1600,露出補正0-1/3,f11,1/100
紋屋町の蜂蜜屋さんがある路地沿いの民家は、随分良い状態の建築が多い。改装をしているようで、建物は綺麗な状態で伝統様式を今に伝えている。屋内は、アトリエや建築オフィスなどが納まるなど今も利用されており、やはりこれが京都スタイルなのである。伝統様式を残すのであれば、このようにしたいと言う手本といってよいのだろう。とても良い空気を感じさせてくれる。
伝統様式は,手をいれながら柱や梁といった主要構造部が次第に更新され、屋内も現代のライフスタイルに合うように改装されているが、様式自体は継承されてゆく。それが往事の京都の街の空気を今に伝えてゆくのだろう。京都の空気は、このように表現すべきだという見本でもある。
実際、古い民家は住み手もいなくなり、次第にマンションなどに変わってゆく場合が多い。そんなマンションも一応ファサードの一部に伝統様式を取り入れているが、やはり珍奇という他ない。第一エントランスに石を貼るなんていうのは、伝統様式にはありえないことである。
だから天気がよい時にもう少し路地歩きをしたいなと思いつつ、夜はソチオリンピックを見ながら夜更かしである。夜は外気温1°とすこぶる寒い。
さてソチオリンピックの優れた会場やゼッケンのデザインは、誰がおこなったのだろうか。アメリカのデボラ・サスマンのような配色センスだ。カリフォルニアのデザイナーの色彩感覚は、実は雪の白さに大変映えるのである。私も彼女を青森の仕事で起用したことがある。
京都市・紋屋町
OLYMPUS OM-D E-M5,LEITZ ELMARIT28mmF2.8
ISO1600,露出補正0-1/3,f11,1/100