Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE859. すこぶる寒い

2014年02月15日 | Kyoto city
 さて来週から学生達の作品展。ありゃ手直ししている空気がない。ならば、さっさと帰ることにしよう。夜の名古屋も体感温度1°と夜は氷水をあびせられたように痛い。
 さてソチ・オリンピック、フィギャーなど見ていると羽生結弦の4回転ジャンプなどは十代の身体でないとできない技だ。もう二十歳すぎると身体ができてくるが、筋肉が付いて重くなるならオジサン、オバサンだろう。フィギャーは二十歳までの競技だと思うな。
 さて話題は変わり、京都の風情を形成してきた民家も、街を歩けば、住み手が亡くなり空き家となった民家を数多くみかけるようになった。
 伝統様式継承するのには、現代のライフスタイルに合わせて民家をリニューアルする必要がある。実際そうした民家があることは事実だが、無くなる民家の数に比べたら、まだ数が十分とは言えないだろう。
 だが問題はもう少し現実的で、例えば古い民家を残したいたいがために空地にマンションを建設し、その賃料などで土地建物の税金を支払ったりする場合もある。残すために一部を切り捨てるというわけだ。
 他方で少子化も風情がない要因だ。以前であればこの画像の広場も子供達の遊ぶ姿が繰り広げられていたであろう。子供達が通りで遊ぶ姿も随分見かけなくなった。民家があり、子供達が遊び、それをお年寄り達が眺めている、そんな光景はもうない。
 行政も民家のある京都の風情を残そうと努力はしているが、時、既に遅しの感がある。建築の側から言えば、現代建築の表現形式であるコンクリートのファサードが伝統的民家様式と調和するには、風化されるぐらいの長い時間が必要なのだろう。
 今日は話題バラバラ、だってすこぶる寒いから・・・。

京都市・一条通
OLYMPUS OM-D EM-5, LEITZ  ELEMARIT 28mmF2.8
ISO500,露出補正0,f8,1/100
コメント
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