スライドデュープ画像をみていると、そのときにしか出会えない人達と場所があることに気がつく。このときは筑波大の土肥先生らのグループと一緒に熊本の学会に行き、この帰りにレンタカーで雲仙を抜け長崎へ行き、そして帰りにハウステンボスに立ち寄った。それも雲仙普賢岳が噴火する以前のことである。
この頃ハウステンボスは元気であり、アメニティ的にも工学的にも環境に配慮された施設は、私たち専門家の間では高く評価されていた。そしてハウステンボス・ワッセナーと呼ぶ分譲住宅地のランドスケープは、本格的な風景を提供していた。
だが「オランダに行けばエンドレスでオランダだよ」という指摘にもあるように、なぜこの地でオランダなのかという基本的考え方が不明確のままのテーマパークであり、次第に経営難に陥り複数の企業を渡り歩くことになる。それは神戸や横浜が古くから外来文化の影響を受け、それが日本で成長してきた経緯とはほど遠く、いささか人為的につくりあげてきた村であるためだろう。村という以上居住区があり、実はこの分譲住宅地であるワッセナーと呼ばれる施設がオランダ村の要である。
ハウステンボス・ワッセナーのランドスケープは、時間が経つごとに成長する環境的資産である。そうした成長する資産を今の日本はいくつ持っているだのろうか。こうしたオランダ村が私たちに与えてくれる教訓は数多いと思われる。
さて昨日は、免許の更新で半日京都の僻地へ。午後はたっぷり午睡、夜はクロッキー教室で少しクリエイション。ついにこのブログもGoogleのトップから落ちた。やはりiMacがクラッシュしてしばらく休んだからだろう。現代の移り気な人たちは、さっさとさってゆく。まあ、それでいいのだけれど。雑事が多くなかなか新しいソフトに取りかかれない。
長崎県オランダ村
ContaxT3、ベルビア
この頃ハウステンボスは元気であり、アメニティ的にも工学的にも環境に配慮された施設は、私たち専門家の間では高く評価されていた。そしてハウステンボス・ワッセナーと呼ぶ分譲住宅地のランドスケープは、本格的な風景を提供していた。
だが「オランダに行けばエンドレスでオランダだよ」という指摘にもあるように、なぜこの地でオランダなのかという基本的考え方が不明確のままのテーマパークであり、次第に経営難に陥り複数の企業を渡り歩くことになる。それは神戸や横浜が古くから外来文化の影響を受け、それが日本で成長してきた経緯とはほど遠く、いささか人為的につくりあげてきた村であるためだろう。村という以上居住区があり、実はこの分譲住宅地であるワッセナーと呼ばれる施設がオランダ村の要である。
ハウステンボス・ワッセナーのランドスケープは、時間が経つごとに成長する環境的資産である。そうした成長する資産を今の日本はいくつ持っているだのろうか。こうしたオランダ村が私たちに与えてくれる教訓は数多いと思われる。
さて昨日は、免許の更新で半日京都の僻地へ。午後はたっぷり午睡、夜はクロッキー教室で少しクリエイション。ついにこのブログもGoogleのトップから落ちた。やはりiMacがクラッシュしてしばらく休んだからだろう。現代の移り気な人たちは、さっさとさってゆく。まあ、それでいいのだけれど。雑事が多くなかなか新しいソフトに取りかかれない。
長崎県オランダ村
ContaxT3、ベルビア