Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編280. 江の電

2017年04月25日 | Shonan coast
 湘南海岸へ散歩に出かけるときは、いつも江の電の鎌倉高校前で降りる。降りると眼前は太平洋である。
 江の電のある風景もユニークであることは既に知られているが、狭隘な住宅地の間を抜け腰越駅を過ぎると突然太平洋が正面に見える瞬間が面白い。そして鎌倉高校前駅が近づくにつれて、今日はどの程度の波があるかを観測する。どんな天気でもここで降りて海岸へ出かけてみる。もちろん事前に波の高さを調べてくるが、実際は風の向きや時間によっても違うので現場をみないとわからない。
 江の電があれば京都には嵐電がある。特にこの支線である帷子ノ辻と北野白梅町を結ぶ北野線は単線で京都の山辺の住宅街を走っていて風情もあるが、 こちらは海がない。
 ところで今日の画像は、デジタル創世記ものであり300万画素の機材だったことが画像データでわかる。それでもブログでは十分な解像度だ。今見ても結構良いレンズを付けていたんだと思う。この機材は大学の実習室のサイドキャビネットのなかにおいてきた。iPhoneの方がよく写る時代に、単4電池4本を使う発色が薄味のこの機材を誰がつかうんだろうか。2度修理したから今でも使えるのだけど。
 さて次の雑用をしなければならないのだが、とりかかるきっかけがつかめない。そのままほっておけば、忘却の世界に押し出される。それでは周りがこまるだろう。あと3~4ほど雑用がある。
 なかなか自分の世界にこもるということは難しいことなのだ。

ニコンクールピクス990
コメント
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