Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

EOSな日90. 格好よさについて

2017年04月26日 | Shonan coast
 大阪人は、格好よさをこけにして、人生みんなそんなに格好よく生きられまへんでとなる。関東人は、格好よさを目指す。目指すというところがみそなのだ。
 誰しも最初から格好がよくないことは自明の話である。例えばサーフィンは体力と技量と波の力とがバランスされたときだけ格好がよくなる。そうでないとぶざまに波の中へ没してしまう。だから普段からいつも格好がよいわけではない。これを目指すという努力が大切なのだというのが関東人の考え方だ。
 だから大阪人は、最初から格好よさを目指す努力をするということをあきらめているわけであり、それじゃいつまでたってもカンカン帽にストライブのジャケットを着た大阪のおっさんのままである。そのあたりが大阪の保守的な側面なのだろう。何それって!、ますます格好わるくなるやんといわれても、居直りの気分なのだろう。
 そんなことをこの画像をみて考えていた。 このサァーファーは骨盤の大きさからして女子高生、それも1年生位だろう。そして大変格好がよい。それで格好よいとはどういうことか。体力と技と波の力のバランスが三つどもえになって格好よくなることを教えてくれたのである。
 スポーツをしない人種は、得てして格好が悪いというのが私の持論である。Instagramをみていると、どう綺麗でしょうといわんばかりの女の子が跋扈している。最もここはCMガール達のプロモーションの場なのでいたしかたないですが。だが綺麗なだけじゃねぇー、私には間抜けな表情の肖像画が大量に並んでいるようにしか見えませんから、フォローなんかあほらしくてしませんけど。
 あなたは海岸に行ったらスポーツをする側、それともビーチでゴロゴロとして海を眺めている側?。私なら後者だったら私の回りに近寄ってほしくないですね。
 そんなふうに画像をみながら文章を考えることって結構多いのですね。
 
鎌倉市コジキ浜
2008年9月24日
EOS40D,EF100-400mm
ISO400,焦点距離400mm,露出補正0,f/5.6,1/640
コメント
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