Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1472. ハウジング機材

2017年09月26日 | diving

 遠くに見えるのはデバスズメダイ?。ログを見るとケラマスズメダイと記載してある。形はデバスズメダイなのだが尾の部分に黄色味がありそうだ。図鑑で見てもとぴったりこない。まあケラマスズメダイとしておこう。

 それにしても元画像では、珊瑚はこんなに赤くはなかったが、コントラストを補正したら見事な赤色になった。これも面白いか。珊瑚はライティングの仕方によってみているのとは全く異なった発色をしてくれる。もちろんこれで作品にしてしまったフォトグラファーもいたぐらいだ。ライトさえバッチリ持参すれば、きっと面白い風景が撮れるだろうから、私には撮影の可能性を秘めた存在だ。

 オリンパスの30mmのマクロレンズに興味を持つし、意外にもこのレンズは安い。標準レンズは結構水中で使いやすい画角だ。ハウジングシステムを見るとディフューザーを伴った延伸チューブが新たにいるのか。つまりレンズの鏡胴がずんと伸びるわけだ。ちと今回は間に合いそうもないから手元のLEICA DG Macro Elmaritを試みよう。こちらは鏡胴が伸びないのでオリンパスのハウジングに収まりそうだ。

 私のダイビング経験では、ニコンやキャノン機材が使われているのをみたのは1度だけ。大仰なアルミトランクケースから取り出されたサードパーティー製巨大なハウジングと二つの水中ライトと撮影機材は今じゃ中古で3万程度のキャノン60Dとか。ハウジングありきの世界だからハウジングと違う機材は使えないのですね。撮影機材が壊れたら同じ機種を中古で調達して使うわけ。水中写真は、まさにハウジングありきの世界。

 今でもハウジングは発売されていて、例えばニコンD500用とかD810用とかですと368,000円とすこぶる高く、ハウジングのみの重量2.8kg、機材を入れると5kgぐらいになるだろう。それは私のダイビング時のウェイトより重たい。そして耐圧水深100mとこれはすごい。それだけパッキングがしっかりしているのでしょう。当然手入れは大変だと思うよ。

 それ以前に私は、そこまで潜りませんし、ニコンD500という優れた機材も広角ズームレンズもありませんけど(笑)。ハウジングは一定数はけたら製造中止です。中古市場にもでませんし水漏れする危険もあるから買う人もいないでしょう。

 

沖縄県渡嘉敷島アリガーケーブル

OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FISFEYE8mm/F1.8

ISO200,露出補正-0.3,f/5.6,1/640

コメント
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