Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak118. ハウジング機材から脱却したい

2017年09月15日 | diving

 よいバランスで4匹が並んでいる。WEB図鑑で調べると黄色いのはネッタイスズメダイ、白いのはナミスズメダイの幼魚(大きくなると形が違ってくる)だと判断したが・・・。しかも上から光が届きストロボもうまいことあたり、接写が得意なNikonAW130の機材任せの画像だ。こういうところはかさばらず大変便利な機材だ。

 通例水中の撮影機材はハウジングに入れて使うのが一般的なのだがAW130はハウジングなしで30mまで潜れる。というのもハウジングは大体が水深40mまでもぐれる仕様で機材が保護がされているが、実は水中ではとっても使いにくいことこの上ないし、手入れも面倒臭い。ダイバーは、ハウジングなど好きで使っているわけではなく、やむなく使っているわけだ。

 だからNikonがフィルム時代に発売したニコノスは最高なのだが、そのデジタル版でAW130の仕様で、手袋をはめていても操作しやすく、さらに解像度の高いレンズを付けた水中機材、"デジタル・ニコノス"が欲しいところだ。もちろん可能な水深は潜函工事にも耐えられるぐらいの深度で。その方がNikon得意の高感度画質が活きると思うのだが。最近のNikonはアクションカメラと称して大変特殊な使い方の、たいして潜れない娯楽本位のデジタル機材ばかり出しているが、空のスカイダンビングよりは水中のダイブ人口の方がはるかに多いと思うけどな。

 まあ望んでもそんなのは出さないNikonであることは既に経験済みなので、大きくかさばり、実に悲しいことにダイビングのウェイト替わりになるオリンパス・ハウジング機材がまだまだ活躍するわけだ。

 実をいうと私は、かさばり使い勝手の悪く手入れが面倒くさいハウジング機材から脱却したいのですが。水中という制約のある環境では、地上ほどにいろんな動作はできないのだよ。それでいて俊敏な魚を追いかけるわけだから。

 NikonW300の仕様(あてにならないナビとか振って云々なんていう機能は不用)でレンズの解像度が大変高いデジタル・ニコノス。Nikon得意の高感度はまさに暗い海のなかでこそ活躍するわけだし、さらにオプションでコンバータ方式で魚眼レンズが付けられると嬉しいね。

 

沖縄県座間味島アイダー

ISO125,焦点距離8.5mm,f/4.3,1/250

コメント
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