Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak199. 地方都市の時間の流れ

2018年11月01日 | diving

 なだらかに下降してゆく砂浜の先はドンとおちて深くなる。多分40m位は下がるだろう。そこまでわかるぐらいに画像は透明度がすこぶる高い慶良間ブルーだ。

 沖縄の画像をアップさせておいて京都の街の話。

 というのも先日、私の個人会社の本店を、東京新宿から京都に移そうという雑用をしていた。もちろん申請書類はそろったけど、わからないところがあるし、印紙を買いに行かなければならないから、荒神口の京都法務局へ出向く。街が小さいから歩いて40分の散歩か、まあバスがきたからこれでええか。

 以前東京新宿法務局へ出向いたときは、駅のコンコースのような多くの人々でロビーはあふれかえり、たしか整理券でも配っていて1時間待ちだっただろうか。東京の役所というのは、いつも待たされる経験が多いから、役所に書類をだすなんてやりたくない仕事だ。そこで時間つぶしと気分転換に、いつも撮影機材をもってゆく。さて書類の隙間に入れるとなるとオリンパスE-M1MK2に12-100mmのズームレンズだな。そういう道楽物がないと役所なんかにゆく気分にはなれない。帰りに街を徘徊しようというわけだ。街の写真なんて何かのついでに撮るようなものさ。

 さて京都法務局は、待たされるどころか待ち人がいないので、いきなりカウンターで説明を受け印紙を買って10分ですんでしまった。やはり地方都市は楽ちんだ。

 雑用を済ませ外へ出ると、大文字がある如意ヶ嶽の木々が少し色づきだしたころだろうか。生活のついでに目の端に京都の季節を感じさせてくれるという感覚、それが京都人の季節の感じ方だ。だから紅葉の名所などに京都人は、話題にこそすれども基本的には行かない。まあお茶会とか法事ででかけて、その道すがらで綺麗な紅葉どしたなという案配だ。それが京都の景観の見方だ。

 時間が余ったので、歩いて寺町北の進々堂で珈琲でものんでゆこう。朝の時間はすいているし、このあたりに棲む外国人達が遅い朝食をとっている。この時間は観光客がこないから、静かな時間が流れている。さて帰りにフランスパンでも買って寺町を下がり、スマート珈琲は外国人の列だ。その先の肉屋の三島亭の前を通ったらコロッケがある。三島亭のコロッケ・・・まあ安いから食してみよう。ここまできたら錦小路を抜けて打田で柴漬けでも買って帰ろう。所要をかたづけ朝の京都の街の散歩だった。

 そんな何かにつけて雑用事務は早く片づき、時間に余裕の生まれるところが地方都市だ。今度文化庁が京都に来るんだって?。いいじゃん、そのまま東京でさぁ。あまり東京の中心とは関わりたくないけどな・・・。関空まだ橋が壊れているしさ(関係ないか・・・)。

 

沖縄県渡嘉敷島アリガーケーブル

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/800

 

コメント
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