カメパラダイスというぐらいだから、カメと遭遇する確率は高い。岩の間にクビを突っ込み海草や藻などを食べている。このあたりのカメは人間が近寄っても逃げようとはしない。あるときは餌を食べているカメの上を通り過ぎたらフィンでカメの甲羅を蹴っ飛ばしたこともあったけど、ゴメンね!、都会人でしてダイビングが下手なもんで・・・。
さて昨日は、蔦哲一郎監督:映画「祖谷物語-おくのひと-」2014年公開、をレンタルビデオでみていたら、背筋がしゃんとするような感覚だった。というのも甘いよなぁー、私のダイビングは・・・。映画では、そう思わせてくれる自然の厳しさがありありと描かれていた。今では徳島県三次市祖谷地区といったらよいか、この急峻な山の斜面に集落を切り開くというのは、なんともすごい暮らし方だ。
この映画が公開された時期と時を同じくして、私はここの土地を訪れていた。このブログでは2014年の3月27日、28日、31日、4月3日で画像をアップさせている。実際にこの集落の中に足を運び入れると息をきらしながらの急な坂道が延々と続いている。そのときしばらく北アルプス涸沢往復の山行から足が遠のいていたから、体力は弱りに弱っていた。まあ歩いてみないとその急峻な坂道はわからないよね。
映画は、そうした祖谷地方の四季をあますところなく捉えている。映画監督の蔦哲一郎さんは、甲子園を沸かせた徳島池田高校の蔦文也監督の孫にあたるそうだ。デジタル化のなかにあって、すべてフィルムで撮影しているというのも興味深い。
沖縄の話から祖谷の話に飛んでしまった。
沖縄県慶良間諸島カメパラダイス
Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9
ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3,1/320