Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak216. 幻想的な・・・

2018年11月27日 | diving

 水中では、光の吸収と散乱が発生し、波長の長い赤い光から吸収されて散乱されにくく、波長の短い青ほど吸収されにくく散乱されやすい性質があるから、太陽の光に含まれる赤は最初に吸収されて黒い色に変わり、結果として青い色ばかりの風景になる。そこでストロボなどを使うわけ。

 1枚目と2枚目は、ストロボをあてた場合の画像であり、3枚目は同じ海草でストロボを使わなかったときの画像である。

 海中では、ストロボの光によって見違えるように鮮やかな色が出現する。それは海草だけでなく、様々な浮遊物がこびりついた岩にストロボをあてた場合でも同様である。この過去ブログでは、2017年10月15日以降の石垣島で撮影した画像がそれだ。そうした色は、人工的な光によって初めて私達の前に姿をあらわす実に鮮やかで幻想的な海中のランドスケープだ。

 もう一つ面白いと思うのは、地上のように地面に足をついて撮影しているわけではない。水中を浮遊しながらだから、その視点も俯瞰的だったりすることもある。調度ドローンからみた光景を水中で見ているといったらよいか。だからアングルは結構自由自在なのだ。むしろ海底に足をつけて撮影する方が難しいかもしれない。

 さて明日は日帰り東京出張だ。所与の会議が終わったら、その後は自由時間のはずだが、実家のカフェに寄るとか、昼は神楽坂のおきな庵でかつ蕎麦を食べたいとか、久しぶりに若松町のカイロプラクティックへゆくとか、あるいは新宿区の百人町へニコンDfでも買いに行こうかとか(そういえば新型機種の噂もあるから待つか・・・)、目論見は色々あるのだが、はてどこまで時間通りにゆくかだよね。

 

沖縄県慶良間諸島アリガーケーブル北

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/100

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/100

ISO125,焦点距離5.6mm,露出補正0,f/4.2,1/80

 

コメント
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