水中生物には手をふれてはいけません。というのがPADIのテキストが教えるところだ。もちろん触れたくない生物もいて、ダイバー達が魚に触ることはない。しかし、こいつだけは別だよ、蛸!!!・・・。
「あの岩の穴に蛸がいる!」
「よし足持って引っ張り出すか!!」
「旨そうな足じゃないか、刺身にしたらいけるぜ」(そう、思っただけ(笑))
「おっ、抵抗している!、墨はいた!!・・・」
「あっ、力ずくで逃げた!!!」
そんなんで岩の穴の奥に逃げ込んでしまった。
「しかし穴は別の所に続いているはずだ。下じゃねえか・・・。」
やっぱりいた。ゲットではなく撮った!!!!!。
蛸はほうほうのていで、烏賊と違って丸い頭を前にして逃げ去った。
通例は岩の穴の中にいるから、蛸の撮影はちと難儀なのよ。臆病な魚なので、ダイバーが近づけば穴の奥深くに隠れてしまう。だから漁でも蛸壺作戦で、だまして釣り上げるわけだ。こちらはプログ画像のために撮りたいだけなんだ。
ホントにもう、このクソ蛸!!!だよ。
さて昨日は、久しぶりに東京主張。東京駅は昼間からラッシュ状態。そんなに移動してどうすんだろうか。それにしても新幹線の運賃は高い。京都-東京が自由席で13,080円、peachの今月のバーゲンチケット関空-沖縄は2,000円。満足度は東京より沖縄の方がはるかに高い。なんだろうねこの差は。
その東海道新幹線は、もう開業54年目。工学的にみれば橋梁や橋脚などは規格も古いし随分老朽化しているだろう。確か高度成長期、オリンピックの頃で建設資材が足りなくてコンクリートに海砂を混ぜたという説もある。そうなると鉄筋なんか溶けてなくなってくるから俄然強度不足だよね。そこへ移動荷重が繰り返しかかるわけだろ。橋梁の鉄骨なんか金属疲労の最たるものだよね。よく今も持っているなと思うけどな。
だから足下はポロポロというわけだ。そのポロポロの上を時速285kmで高い料金で走るから、ホントにクレイジーな乗り物だね。飛行機だって15年から20年飛んだら機体は更新すると思うけど。鉄道は車体だけ更新してもダメなんだよね。足下の構造インフラも更新しないとね。もう設計時の耐用年数を超えているのかなぁー。土木インフラって人間がつくったモノだから永久構造ではないと思うけど・・・。
それだけ高い料金を取るならば新幹線の改修工事をすればよいのだが、それはしないでリニアに傾倒しているから、なかなか難儀な話ですね。リニアをつくるというのは、新幹線の老朽化があるからなんだけど、改修工事をしないと、リニア開業前に自然災害などで破壊しなければよいのにと工学系の人間はみているのだが・・・。
沖縄県慶良間諸島アリガー北
Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9
ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3,1/60